東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■5月9日 本日の見出し
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今夜から行われる米中貿易協議の結果待ち。
交渉決裂には至らず、追加関税は発動されないとの見方も。
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■本日の日本株見通し
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為替の円高傾倒を重荷に日経平均先物が下落しており、
本日も軟調な相場が続きそうです。
トランプ米大統領のツイッターの投稿からもわかるように
米中両国はともに取引成立を望んでいますが、
米国側の強硬姿勢が合意を困難にしています。
もし米国が対中関税を引き上げれば景気への悪影響は免れず、
株価が一段下げることも想定されますが、
両国が取引成立を望んでいますので
何らかの合意に至るか、
今回合意できずとも決裂にはならず
関税を引き上げない形で交渉を継続するという形に
着地するというシナリオが現実的でしょう。
交渉が明日までですので追加関税発動に備えた
リスクオフの売りが上値の重しとなりそうですが
米国が対中関税の引き上げを見送るだけでも
関税引き上げ懸念で売られていた分の買い戻しが入ると見られるため
これ以上は大きく売り込みにくく
下値は限定的として本日の相場を見ていきます。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比2ドル24セント高の2万5,967ドル33セントと横這いで終了。
トランプ米大統領が8日朝に
「中国から劉鶴副首相らが取引成立のために訪米する」と
ツイッターに投稿したことで
米中貿易協議が何らかの合意に至るとの期待が広がり
前日までに売りが目立っていた中国関連銘柄などに
買いが入ったことが相場の支えとなりました。
一方で米通商代表部(USTR)は8日に
は8日、中国製品に対する制裁関税を
10日に現在の10%から25%に引き上げると官報で正式に通知。
中国も対抗措置を取る方針を表明しており、
もし米国が対中関税を引き上げれば
経済への影響が大きくなるとしてリスクオフの売りが
引けにかけて波及し、朝方の上げ分を戻して終了しています。
アルファベット(グーグル)や
アマゾン・ドット・コムなど主力株が下落したほか、
投資家向け会合で慎重な業績見通しを示したと伝わった
インテルが売られたことも重荷となり、ナスダック総合株価指数も続落。
『為替』
8日のニューヨーク外国為替市場で
円相場は1ドル=110円05銭~15銭と円高に傾倒。
米中協議が決裂し、
貿易摩擦が激化するとの警戒感から円買いが優勢となっています。
8日のシカゴ日経平均先物6月物は前日比125円安の2万1,512円と続落。
9日にワシントンで開く米中貿易協議への警戒感が強く、
円が買われて日本株の重荷となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,967.33ドル (+2.24)
・ナスダック:7,943.319 (-20.437)
・S&P500:2,879.42 (-4.63)
・為替 ドル円:110.05-110.06円 (-0.08)
『国内』
・日経平均株価:21,602.59円 (-321.13円)
・TOPIX:1,572.33(-27.51)
・日経ジャスダック平均株価:3,446.29円 (-14.45円)
・東証マザーズ指数:940.72 (-12.98)
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■本日のイベント
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『国内』
4月都心オフィス空室率
『海外』
中国4月消費者物価指数(10:30)
米中閣僚級貿易協議(ワシントン)
米3月貿易収支(21:30)
米3月卸売売上高・在庫(23:00)
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■決算発表
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ソフトバンクG、パナソニック、日本製鉄、
シャープ、キリンHD、小野薬、日清食HD、
ダイセル、塩野義、三菱重、住友商、東ソー、
科研薬、丸紅、三菱商、京阪HD、GMOPG、
昭電工、メルカリ、参天薬、テルモ、トレンド、
ライオン、東海カ、住友鉱、ダイキン、日精工、
ニコン、リコー、バンナムHD、NTTデータ、
コナミHD、ヤマハ、東センチュリー、
カカクコム、ミスミG、三菱自
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■アナリストよりワンポイント!
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おはようございます、アナリストの石塚です。
相場が下げているので銘柄を拾いたいとの
お問い合わせを数件いただいていますが、
米中関税が発動しない可能性に期待し
直近大きく下落している銘柄を仕込むのであれば
今日明日あたりに打診で
少し買い付けてみるのも良さそうです。
ただし、ご資金が多い場合は、
売りポジションを持つなどリスクヘッジをしての
お取組みも視野にご検討ください。
【株式2.0】
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