東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■4月3日 本日の見出し
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米中が通商協議で合意に至るとの期待から堅調。
一方で消費増税による内需の落ち込み懸念も。
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■本日の相場概況
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『国内』
3日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比207円90銭高の2万1,713円21銭と反発。
英紙フィナンシャル・タイムズが関係筋の話として
「米国と中国の高官は、長期にわたる貿易紛争を
終結させるための障壁になっている問題の大部分を解決した」などと
伝えたことが好材料視されました。
また、3日発表の
3月財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)は
1年2カ月ぶりの高水準となり、
「中国経済には減税など景気下支え策の効果が
足元で現れ始めている」として好感されています。
世界経済の減速に対する懸念が後退する中で
半導体や設備投資関連への買いが波及。
昨年から世界景気への先行き懸念が強まり
景気敏感株を中心に売り残が増加していたため
信用売りの買い戻しも見られています。
為替が円安に振れたことや中国株の上昇も相場の追い風に。
一方で、消費増税による個人消費の落ち込みが懸念されており
内需株は相対的に軟調な値動きとなっています。
米中の貿易交渉の進展期待から
日経平均株価が上げ幅を広げるのに合わせた買いが入り、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反発して終了。
『海外』
3日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続伸。
午前発表の3月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が
1年2カ月ぶりの高水準となったことで
景気減速懸念が後退し買いが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場では、1ドル=111円38~39銭と円安に傾倒。
英フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版の報道により
米中貿易交渉が合意に向かうとの期待が高まったほか
時間外の米長期金利の上昇したことも材料視されています。
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■明日の日本株見通し
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米中への景気懸念が後退し
景気敏感株を中心に買い戻しが入っています。
しかし、国内に目を向けると
3月27日には2兆円の消費増税対策を盛った
2019年度の予算が成立しており、
「消費増税はほぼ確実に実行される」との
見方が改めて広がっています。
増税が実現すれば節約志向の高まりから
個人消費の減速につながりかねないとして
小売株などの上値の重しになりそうです。
また、米中通商協議が合意に至ったとすれば
近く開始が予定される日米物品貿易協定(TAG)交渉へ
市場の関心は移るでしょう。
日米間で為替が議論されるとの見方があり、
円安誘導を禁じる「為替条項」が入れば
米国の円安けん制とみられ、円安は進みにくくなります。
こういった国内固有の懸念要因が
指数の上値を押さえる展開が続くとして
明日の相場を見ていきます。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,179.13ドル (-79.29)
・ナスダック:7,848.689 (+19.779)
・S&P500:2,867.24 (+0.05)
・為替 ドル円:111.31-111.32円 (-0.06)
『国内』
・日経平均株価:21,713.21円 (+207.90円)
・TOPIX:1,621.77(+10.08)
・日経ジャスダック平均株価:3,435.20円 (+11.54円)
・東証マザーズ指数:919.35 (+10.66)
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■明日のイベント
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『国内』
30年国債入札
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■株式2.0参加者様へワンポイント!
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アナリストの江口です。
銘柄推奨についてですが
より良いタイミングでお出しするため
明日の推奨予定となります。
少々お待ちいただければと思います。
ここから10連休に向けてポジション整理をしていく
動きが加速していくことが予想されますので、
中長期で保有されている銘柄については
先回りして早めにポジションを解消した方が
リスクを回避できる可能性も。
売却するか迷われているものがあれば
お気軽にご相談ください。
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