東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■10月1日 本日の見出し
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米中関係悪化懸念が後退したことで主力株には買いが先行。
9月の日銀短観も市場予想を上回る内容に。
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■本日の相場概況
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『国内』
1日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比129円40銭高の2万1,885円24銭と反発。
米国からの対中証券投資の制限などに関する報道を巡って
高まっていた両国間の対立激化に対する過度な懸念が後退し、
主力株に買戻しが先行する展開となりました。
また、日銀が寄り付き前に発表した
9月の全国企業短期経済観測調査(短観)で
大企業・製造業の業況判断指数(DI)が
市場予想ほど悪化しなかったことも支えに。
材料などが出た個別銘柄に個人投資家の買いが集まったことで
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反発して終了しています。
『海外』
1日は中国(上海・深?)と香港が休場となり、
香港は2日に取引を再開する予定、中国8日に取引を再開する予定です。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円23銭近辺と円安に傾倒。
時間外取引での米長期金利の上昇や日本株高を背景とした
円売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
日銀短観が市場予想よりも良好な内容となったことで、
日銀がマイナス金利を深掘りするとの観測も後退。
銀行など金融株の空売りを以前に推奨しておりましたが、
一旦は利益を確定していただければと思います。
消費増税については、
「安倍晋三首相は消費増税を受け、
経済対策のとりまとめを月内にも最終判断する」と伝わるなど
前回の増税時のように消費が長期間落ち込む可能性が低いとして
市場に過度の懸念感はございません。
来月以降の個別の企業決算や経済指標などに
消費の落ち込みが見られれば売り材料視されそうですが、
今のところあまり気にしないでいいかと見ています。
米中問題に関しては「対中証券投資制限」の懸念が後退しましたが、
相場に対してネガティブにはたらくニュースが出ないと言いきれないため
特に10~11日の閣僚級協議までは利益確定や、
調子の良くない銘柄の売却をこまめに行っていきましょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,916.83ドル (+96.58)
・ナスダック:7,999.338 (+59.711)
・S&P500:2,976.74 (+14.95)
・為替 ドル円:108.27-108.28(+0.42)
『国内』
・日経平均株価:21,885.24円(+129.40円)
・TOPIX:1,603.00(+15.20)
・日経ジャスダック平均株価:3,385.13(+5.74円)
・東証マザーズ指数:877.04(+1.04)
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■明日の予定
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『国内』
9月マネタリーベース(8:50)
『海外』
米9月ADP全米雇用リポート(21:15)
休場:インド
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