8月21日(金)東京市場大引け。米ハイテク株高を受け、マザーズ指数が大幅高に。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■8月21日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
米ハイテク株高を受け、マザーズ指数が大幅高に。
日経平均株価は、円高が重荷で様子見ムード。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
21日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比39円68銭高の2万2,920円30銭と反発。
20日の米株高を支えとして
自律反発を狙った買いが優勢に。
週末とあって薄商いの展開となりましたが、
任天堂、エムスリーなどの好業績株が相場をけん引する展開に。
新興市場でも個人投資家の心理が強気に傾き、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸しています。
『海外』
21日午前の中国・上海株式相場は反発。
延期されていた通商問題などを巡る米中閣僚級協議が
近く開かれる見通しとなったことも、投資家心理の支えとなりました。
『為替』
21日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円62~63銭と円高に傾倒。
売買材料不足感から小動きに留まっています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■来週の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
アナリストのKanonです。
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に収束は見えず、
景気回復には時間がかかるとの見方がされています。
一方で、年内にワクチンが供給開始となるかもしれない、
といった期待感は引き続き下値を支える要因となるでしょう。
スケジュール面では、25日(火)に予定される
米8月消費者信頼感指数の発表、
27日(木)~28日(金)にオンラインで開催されます
ジャクソンホール会合にまずは注目したいです。
7月まで順調な景気回復を示唆してきたアメリカの経済指標ですが、
足元では少し低調な内容が増えています。
それに伴ってハト派的な金融緩和策が
引き続き講じられていくようであれば、金利低下を促し、
ハイテク株にとっては追い風です。
また、8月24日(月)から27日(木)に
米共和党大会も予定されています。
徐々に大統領選ムードが強まりつつありますから、
バイデン氏、トランプ氏の各候補の政策や発言には注目していきましょう。
具体的な戦略としましては、
中長期的な株高傾向に期待ができるとして、
引き続き積極的に買いを狙っていく予定です。
銘柄、セクタ―別では、
金融政策に関する材料により金利低下が一服すると、
ハイテク株には利益を確定する売りが大きく出やすく、
コロナウイルスの影響を受けやすいバリュー株が
底堅く動いてきていますので
バリュー株、グロース株の両方を保有し、
リスクを分散していくことで
よりパフォーマンスを上げられると考えています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■月曜日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
米共和党大会(~8/27)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:27,739.73 (+46.85)
・ナスダック:11,264.954 (+118.493)
・S&P500:3,385.51(+10.66)
・為替 ドル円:105.56-105.57(-0.43)
『国内』
・日経平均株価:22,920.30(+39.68円)
・TOPIX:1,604.06(+4.86)
・日経ジャスダック平均株価:3,491.56(+20.01)
・東証マザーズ指数:1,134.46(+26.36)
~~~~~~~~~~~~~
LINEにて相談受付中!
~~~~~~~~~~~~~