東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■10月30日 本日の見出し
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足元で上昇していた景気敏感株に売り優勢。
FOMCを前に後場からは下げ幅を拡大する展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
30日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比131円01銭安の2万2,843円12銭と反落。
前日の米国株式市場の下落を受け、
足元まで堅調に推移していた景気敏感株に
利益を確定する売りが波及。
米FOMCの結果発表を前に
持ち高整理の売りが出た面もあるでしょう。
新興市場でも利益を確定する売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反落して終了しています。
『海外』
30日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続落。
米中貿易交渉を巡って両国首脳による
「部分合意」への署名が遅れる可能性が報じられ、
米中交渉の先行き不透明感が投資家心理を悪化させました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円84~85銭近辺と円安に傾倒。
後場から日経平均株価が下落基調となったことで、
歩調を合わせた円買いが入りました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日夜に米FOMCの結果発表を予定しており、
明日の相場の方向感は、パウエル議長が
12月以降の利下げをどの程度匂わせるかに委ねられます。
「米国は今後利下げサイクルに入る」と
市場参加者が期待できるような内容となれば、
週末の米雇用統計が良かろうが悪かろうが
市場への影響は限定的となりやすく
リスクを取りやすい相場が続く期待ができるでしょう。
もしも、「利下げは一旦打ち切り」との見方が優勢となれば
株式市場の調整は免れず、少し慎重な判断が必要になります。
保有株については大分売却していただいたかと思いますので、
明日以降の相場が上がるにしろ下がるにしろ
今浮いているご余力で
適切なポジション取りができるよう推奨してまいります。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,071.42ドル (-19.30)
・ナスダック:8,276.851986 (-49.135)
・S&P500:3,036.89 (-2.53)
・為替 ドル円:108.83-108.84(-0.02)
『国内』
・日経平均株価:22,843.12円(-131.01円)
・TOPIX:1,665.90(+3.22)
・日経ジャスダック平均株価:3,506.01(-2.79円)
・東証マザーズ指数:870.02(+7.28)
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■明日の予定
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『国内』
黒田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望(展望レポート)公表
9月鉱工業生産(8:50)
9月住宅着工統計(14:00)
『海外』
中国10月製造業PMI(10:00)
ユーロ圏7-9月期GDP(19:00)
米9月個人消費支出・個人所得(21:30)
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