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10月20日(水)企業業績に期待しての買いが続く展開に。

東京市場寄付き

企業業績に期待しての買いが続く展開に。
原油高、米長期金利の上昇基調は懸念材料か。

■本日の日本株概況

おはようございます、Kanonです。

前日の米国株市場では良好な決算発表を好感して、
主力ハイテク株などに買いが優勢となりました。

この流れを引き継いで、本日は日本株市場でも
買い先行のスタートとなりそうです。

東京都が、「新型コロナウイルスの感染対策を徹底した
8割超の認証店に対し、酒類提供を含めた時短要請を
24日の期限で解除する方針を固めた」と報じられていることも
国内経済の再開、正常化期待につながり、
投資家心理を支える材料となるでしょう。

ただし、原油高や米長期金利の上昇基調は続いているため、
「インフレによって先々の企業業績が圧迫されるのではないか」
というところに投資家の目が向くことで
再度相場が弱含む場面も今後訪れそうです。

今週は月曜日から相場が上昇基調となっていましたから、
週後半にかけて利食い売りが出る可能性も想定して
慎重に仕込みを入れていきましょう。

■前日の海外概況

『NYダウ平均』

19日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比198ドル70セント高の3万5,427ドル31セントと反落。

21年7-9月期の決算発表が本格化するなか、
好業績銘柄を中心に買いが優勢となりました。

ナスダック総合指数も続伸して終了しています。

半面、原油先物相場は上昇基調でコスト高による
企業の収益悪化懸念は根強く、
決算発表でコスト増の影響に言及があった銘柄は
弱含む場面も見られています。

『為替』

19日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=114円35~45銭と円安に傾倒。

長期金利の上昇を受けて次第に
日米金利差の拡大を見込む円売りが優勢となりました。

日経平均先物

19日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比300円高の2万9,390円と続伸。

企業の好決算を手掛かりに米株が上昇し、
日経平均先物にも買いが優勢となりました。

■本日の予定

『国内』

9月貿易収支(8:50)

『海外』

ベージュブック(米地区連銀経済報告)
米20年国債入札

■本日の決算発表

アルインコ

■主要指数

『海外』

・NYダウ:35,457.31(+198.70)

・ナスダック:15,129.090(+107.281)

・S&P500:4,519.63(+33.15)

・為替:114.54-114.55(+0.53)

『国内』

日経平均株価:29,215.52(+190.06)

TOPIX:2,026.57(+7.34)

・日経ジャスダック平均株価:4,033.391(+20.18円)
 
東証マザーズ指数:1,141.40(+25.25)

■本日の注目銘柄

・【2158】FRONTEO

マイクロソフトクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で
医学論文探索AI「Amanogawa」の提供を開始。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。