10月8日(金)米国株高を好感して買いが先行する展開に。
■10月8日 東京市場大引け
米国株高を好感して買いが先行する展開に。
米雇用統計の発表を控え、上値では手仕舞い売りも。
■本日の相場概況
『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比370円73銭高の2万8,048円94銭と続伸。
米債務上限問題に関する警戒感が後退したことを受けた
前日の米国株高を好感した買いが先行する展開となりました。
ただ、米雇用統計や安川電機の決算発表を控え、
一巡後は伸び悩み上げ幅を縮小して終了。
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も続伸して終了しています。
『海外』
8日午前の香港株式市場でハンセン指数は続伸。
連休期間中の中国国内の消費回復を背景に、
買いが先行する展開となっています。
『為替』
8日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=111円92~93銭近辺と円安に傾倒。
9月末以来1週間ぶりの円安水準で推移し、
リスクオンの円売りが加速する展開となりました。
■来週の日本株見通し
日経平均株価は2万7,500円近辺で一旦底を固める展開に。
先ほど決算を発表した安川電機も
22年2月期通期の売上高や各利益を上方修正しており、
企業業績への過度な懸念感後退につながる期待もできるでしょう。
中国恒大問題やエネルギー不足といった
外部環境への懸念感は残るものの、
目先は戻りを試す展開に期待ができそうです。
ただし、日経平均株価が2万9,000円に近付いた水準での
戻り売りは重荷になると見られますので、
伸び悩んだ場面では早めの利益確定を行っていく予定です。
■月曜日の予定
『国内』
9月工作機械受注(15:00)
『海外』
IMF・世銀年次総会(~10/17)
■主要指数
『海外』
・NYダウ:34,754.94(+337.95)
・ナスダック:14,654.016(+152.105)
・S&P500:4,399.76(+36.21)
・為替:111.64-111.65(+0.35)
『国内』
・日経平均株価:28,048.94(+370.73)
・TOPIX:1,961.85(-2.29)
・日経ジャスダック平均株価:3,935.95(+10.81円)
・東証マザーズ指数:1,084.01(+19.90)