10月8日(金)米国株高を受けて投資家心理が好転。
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■10月8日 本日の見出し
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米国株高を受けて投資家心理が好転。
買い一巡後は中国市場に注目が集まるか。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
米国株市場では、インフレ懸念や米長期金利の上昇、
連邦政府の債務上限に関する懸念感が後退。
日本株市場でも投資家心理が好転し、
買いが先行する展開となりそうです。
ただ、本日は国慶節(建国記念日)の連休明けで
1週間ぶりに中国市場の取引が再開する日。
中国恒大集団が保証する2億6,000万ドルの
ドル建て社債が3日の期限を過ぎても償還されていないと
ブルームバーグ通信が報じていることもあって、
中国市場の動きには注目が集まります。
また、需給面でも先月の相場下落によって、
日経平均株価が2万9,000円となる水準での
信用買い残が増加しており、
同価格帯に近付くと「やれやれ売り」が出やすい面も。
今夜には米雇用統計の発表も控えており、
買い一巡後は伸び悩む展開が想定されるでしょう。
上値での戻り売りの重さを見つつも
伸び悩んだ場面での買いを狙っていきたいです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
7日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比337ドル95セント高の3万4,754ドル94セントと続伸。
民主党上院トップのシューマー院内総務が7日朝、
米連邦政府の債務上限を巡り
「12月初めまで引き上げることで合意した」と述べ、
過度な警戒感が後退したことで買い優勢の展開となりました。
米長期金利の落ち着きを好感して、
ナスダック総合指数も続伸して終了しています。
『為替』
7日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=111円60~70銭と円安に傾倒。
米株高を受け、低リスク通貨とされる円は売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
7日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比320円高の2万8,050円と反発。
米与野党が連邦政府の債務上限問題の先送りで合意したことを受け、
当面はデフォルト(債務不履行)が回避できるとの見方から
投資家心理が改善し、買いが入っています。
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■本日の予定
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『国内』
オプションSQ
8月家計調査(8:30)
8月毎月勤労統計調査(8:30)
9月景気ウォッチャー調査(14:00)
『海外』
ノーベル平和賞発表
米9月雇用統計(21:30)
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■本日決算発表
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安川電、Sansan、マニー、OSG、JINSHD、ニッケ、
カーブスHD、ワキタ、ヨンドシーHD、マルゼン、チヨダ、
カネ美食品、マルマエ、アステナHD、カンセキ、ヤマザワ、
小津産業、中本パクス、Fブラザース、エスクローAJ、
ファーストコポ、jGroup、メディ工房
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,754.94(+337.95)
・ナスダック:14,654.016(+152.105)
・S&P500:4,399.76(+36.21)
・為替:111.64-111.65(+0.35)
『国内』
・日経平均株価:27,678.21(+149.34)
・TOPIX:1,939.62(-2.29)
・日経ジャスダック平均株価:3,935.95(+10.81円)
・東証マザーズ指数:1,084.01(+19.90)
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■本日の注目銘柄
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・【8732】マネーパートナーズグループ
9月営業収益は前年同月比51.6%増の4.7億円。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。