10月7日(木)2万7,000円近辺を下値目途として下げ渋る展開に。
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■10月7日 本日の見出し
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2万7,000円近辺を下値目途として下げ渋る展開に。
米連邦政府の債務上限をめぐる懸念後退も支え。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
前日の米国株市場では、野党の共和党上院が
連邦政府の債務上限の一時停止を提案したと伝わったことや
原油価格の上昇が一服したことで、投資家心理が改善。
日経平均先物の動きを見ましても、
2万7,000円近辺が下値支持線として強く意識されている模様で、
日経平均株価はしばらく8月20日につけた安値である
2万6,954円を下値目途としての底固めを試す展開となるでしょう。
中国恒大問題や、エネルギー不足などを要因とした
世界景気の停滞がより強く意識された場合、
同価格帯を下抜いて、一段安を試す可能性もあり、
需給面でも売り方優勢になっていると見られるため、
売り圧力を確認しながらの買い、
相場が一段下振れた場合のロスカットの徹底など
きちんとリスク管理を行っていきたいです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
6日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比102ドル32セント高の3万4,416ドル99セントと続伸。
売り先行後、下げ幅は一時450ドル超となりましたが、
共和党上院トップのマコネル院内総務が債務上限を一時的に停止し、
12月までの支出をカバーできる範囲内で債務拡大を認めることを提案したと
午後に伝わったことで買いが入っています。
原油相場が下落し、過度なインフレへの懸念感が後退したことも
買戻しを促す材料となっています。
米長期金利が上げ止まったことで押し目買いが入り、
ナスダック総合指数も続伸して終了。
『為替』
6日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=111円40~50銭と円安に傾倒。
米長期金利の上昇が一服し、日米の金利差拡大の見方がやや薄れ、
円買いが先行も、米国のインフレ圧力の強さを意識したドル買いも入り、
円買い一巡後は方向感に欠ける展開となっています。
『日経平均先物』
6日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比445円安の2万7,730円と反落。
米株式市場が下落した場面で、下げ幅を拡大しましたが、
徐々に買い戻される推移となっています。
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■本日の予定
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『国内』
9月都心オフィス空室率(11:00)
8月景気動向指数(14:00)
日銀支店長会議で黒田総裁があいさつ
地域経済報告(さくらレポート)
『海外』
ノーベル文学賞発表
米8月消費者信用残高(10/8 4:00)
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■本日決算発表
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7&I-HD、ローソン、ライフコーポ、ベルク、竹内製作、乃村工、
リソー教育、オンワードHD、わらべや、クリーク&リバ、北興化、
日本BS放、フロイント、シグマ光機、三陽商、ツインバード
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,416.99(+102.32)
・ナスダック:14,501.911(+68.081)
・S&P500:4,363.55(+17.83)
・為替:111.39-111.41(+0.28)
『国内』
・日経平均株価:27,528.87(-293.25)
・TOPIX:1,941.91(-5.84)
・日経ジャスダック平均株価:3,925.14(-0.51円)
・東証マザーズ指数:1,064.11(-14.02)
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■本日の注目銘柄
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・【6194】アトラエ
前期経常を一転27%増益に上方修正・最高益更新へ。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。