10月1日(金)高インフレ懸念やインフラ投資法案成立の不透明感が重荷に。
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■10月1日 本日の見出し
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高インフレ懸念やインフラ投資法案成立の不透明感が重荷に。
売り先行後、相対的に値ごろ感が強い日本株には押し目買いも。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
米国株市場は投資家心理の悪化により、
軟調な相場展開が続いてます。
企業業績にピークアウト観測が見られているほか、
インフレなど先行きの不透明感も
投資家心理の重荷となっている模様。
投資家の信用買い残も重いため、
売り一巡には少し時間がかかりそうです。
ただ、来年の中間選挙を前にして、
バイデン政権も景気浮揚に取り組むと見られ、
一方に売り込まれるような展開は考えにくいです。
日本株市場も、米国株につれ安する場面も見られそうですが、
相対的に値ごろ感が強く、需給も悪くないため、
日経平均株価が2万9,000円近辺となる水準での押し目買いは
積極的に狙っていきたいとして本日の相場を見ていきましょう。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
30日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比546ドル80セント安の3万3,843ドル92セントと反落。
年末商戦を前に供給網の混乱への
警戒感から小売り株などにも売りが優勢となりました。
また、連邦政府の債務上限問題を巡る
与野党交渉が難航していることも相場の重荷となっています。
与野党の対立が続くなかで、
上院で可決済みのインフラ投資法案の成立にも
不透明感が強まり、売り材料に。
投資家心理の悪化が続いたことで
ナスダック総合指数も続落しています。
『為替』
30日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=111円25~35銭と円高に傾倒。
欧州市場で一時112円08銭まで円安が進んだ反動で、
持ち高調整や利益確定の円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
30日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比400円安の2万9.305円と反落。
30日の米株式市場で米政府の債務上限問題などを背景として
主要株価指数が下落したことで、
日経平均先物に売りが優勢となっています。
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■本日の予定
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『国内』
8月失業率(8:30)
8月有効求人倍率(8:30)
9月日銀短観(8:50)
9月新車販売台数(14:00)
9月軽自動車新車販売台数(14:00)
日銀金融政策決定会合の「主な意見」(9/21~9/22開催分)
『海外』
米8月個人所得・個人消費支出(21:30)
米9月ISM製造業景気指数(23:00)
休場:中国(~10/7)、香港
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■本日決算発表
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クスリのアオキ、ダイセキ、象印、大有機、トシンG、
瑞光、ダイセキソリュ、キユソー流通
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:33,843.92(-546.80)
・ナスダック:14,448.582(-63.859)
・S&P500:4,307.54(-51.92)
・為替:111.35-111.37(-0.52)
『国内』
・日経平均株価:29,452.66(-91.63)
・TOPIX:2,030.16(-8.13)
・日経ジャスダック平均株価:4,029.92(-13.19円)
・東証マザーズ指数:1,127.62(+7.18)
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■本日の注目銘柄
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・【4763】クリーク・アンド・リバー
上期経常を31%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。