9月15日(水)米国株安を受けて売りが先行する展開に。
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■9月15日 本日の見出し
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米国株安を受けて売りが先行する展開に。
先高観は根強く、下値の堅い展開か。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
これまでの米国株市場では、経済指標が悪ければ
テーパリングが遅れると受け取ってグロース株が買われ、
指標が良ければ景気が良いと見て、景気敏感株が買われる
「何でも買い」の展開が続いてきました。
しかし、ここに来て高値警戒感も強まっており、
経済指標が良くても悪くても上昇しきれず、
売りに押される展開が続いております。
S&P500種指数のチャートを見ますと、
52週移動平均線で下げ止まっており、押し目との見方もできますが、
キャピタルゲインへの増税といった話が出ている中では、
一段の調整も警戒しておくべきでしょう。
日本株市場は相対的に割安感が強いこともあって、
本日も下値では押し目買いが見られそうですが、
世界的き株式市場がリスクオフに傾けば、
つれ安する局面が出てくる可能性は考慮し、
なるべく下値での買いを狙っていきたいところです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
14日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比292ドル06セント安の3万4,577ドル57セントと反落。
上昇して始まったものの、
日発表された8月の米消費者物価指数(CPI)の
伸び率が市場予想を下回るなど、
景気見通しへの懸念感は強まっており、
徐々に売りに押される展開となりました。
ハイテク株にも売りが波及し、
ナスダック総合指数は続落して終了しています。
『為替』
14日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円65~75銭と円高に傾倒。
米物価上昇のピークアウト観測から米長期金利が低下し、
日米金利差の縮小を手掛かりとした円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
14日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比285円安の3万0,135円と反落。
米長期金利の低下を手掛かりに米株とともに売りが優勢となりました。
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■本日の予定
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『国内』
8月貿易収支(8:50)
7月首都圏マンション発売(13:00)
20年国債入札
『海外』
米8月小売売上高(21:30)
米9月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米7月対米証券投資(9/17 5:00)
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■本日決算発表
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アスクル
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,577.57(-292.06)
・ナスダック:15,037.759(-67.823)
・S&P500:4,443.05(-25.68)
・為替:109.70-109.72(-0.30)
『国内』
・日経平均株価:30,670.10(+222.73)
・TOPIX:2,118.87(+21.16)
・日経ジャスダック平均株価:4,113.94(+15.60円)
・東証マザーズ指数:1,187.83(+6.01)
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■本日の注目銘柄
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・【6849】日本光電
上期経常を36%上方修正・最高益予想を上乗せ。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません