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9月8日(水)日経平均株価は3万円を前に動きにくい展開か。

 

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■9月8日 本日の見出し
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日経平均株価は3万円を前に動きにくい展開か。
NYダウ平均は反落も、影響は限定的に。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。

前日のNYダウ平均は反落も、ナスダック指数が上昇したことや、
為替が円安方向に動いたことを支えとして
日経平均先物は夜間取引でも堅調に推移しており、
本日も堅調な相場展開が続きそうです。

ただ、スピード感を伴っての相場上昇は一服しており、
米景気の回復鈍化も懸念されていますので、
先行した銘柄には利食い売りも出やすいでしょう。

足元では、空売り比率も低下傾向にありますので、
売り方の買い戻しが一巡することによって
値幅を伴った調整が起こりやすい点にも注意が必要。

新政権への期待感を先に織り込みすぎたため、
期待が失望に変わらないよう少し注意が必要な局面ではありますが、

足元では新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、
新規の感染者数が減少傾向にあることは紛れもない事実。

米景気の影響を受けにくく、コロナウイルスの感染拡大一服が追い風となる
内需関連の銘柄が相対的に強く推移する可能性が高いと分析しています。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

7日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比269ドル09セント安の3万5,100ドル00セントと反落。

新型コロナウイルスの感染拡大が、
米景気回復を遅らせるとの懸念から
景気敏感株を中心に売りが優勢となりました。

ゴールドマン・サックスが6日に
米実質国内総生産(GDP)予想を引き上げたことも重荷に。

ただ、景気回復鈍化懸念は、金融緩和の継続期待につながり、
ナスダック総合指数は4営業日連続で最高値を更新しています。

『為替』

7日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=110円25~35銭と円安に傾倒。

長期金利の上昇を受けて、
日米金利差拡大をも見込んだ円売りが優勢となりました。

日経平均先物

7日のシカゴ日経平均先物9月物は、前週末比370円高の2万9,965円と続伸。

新政権による経済対策期待が続いたほか、
為替が円安方向に動いたことも支援材料となっています。

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■本日の予定
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『国内』

4-6月期GDP確報値(8:50)
8月景気ウォッチャー調査(14:00)

『海外』

ベージュブック
米7月消費者信用残高(9/9 4:00)
米10年国債入札

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■本日決算発表
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アイモバイル、楽天地、サトウ食品ミライアル、ハウテレビ

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:35,100.00(-269.09)

・ナスダック:15,374.328(+10.812)

・S&P500:4,520.03(-15.40)

・為替:110.28-110.29(+0.39)

『国内』

日経平均株価:29,916.14(+256.25)

TOPIX:2,063.38(+22.16)

・日経ジャスダック平均株価:4,039.96(-4.09円)
 
東証マザーズ指数:1,148.86(+13.00)

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■本日の注目銘柄
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・【2342】トランスジェニック 

「ルナパス毒性病理研究所(仮称)の全株式を取得し
子会社化する。」と発表。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。