8月13日(金)米国株の堅調な推移を好感も、週末を控え戻り売りの重い展開に。
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■8月13日 本日の見出し
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米国株の堅調な推移を好感して買い先行も、
週末を控え戻り売りが重くマイナス圏に沈んで終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比37円87銭安の2万7,977円15銭と続落。
前日の米国株式市場で
ナスダック指数が反発した流れを引き継ぎ、
ハイテク、グロース株を中心に買いが先行。
しかし、前日に新型コロナウイルスの
新規感染者数が過去最多を更新したこともあって
週末を控えた警戒感から売りが強まり、
指数はマイナス圏に落ち込んで終了しています。
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は反発しています。
『海外』
13日午前の中国・上海株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。
週明け16日に中国の7月の主要経済指標が発表されるのを前に、
足元の中国経済を見極めたいとの様子見気分が根強く、売り優勢の展開となりました。
『為替』
13日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=110円40~41銭近辺と円安に傾倒。
お盆休み期間で市場参加者が少なく、
動意に薄い展開となりました。
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■来週の日本株見通し
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Kanonです。今週もお疲れさまでした。
今週の日経平均株価は、小幅に続伸して終了。
ただ、デルタ型の出現による感染拡大を懸念材料として
積極的に上値を追う展開にはならず、
28,000円を超えた水準では戻り売りが波及。
押し戻される形で、12日、13日と日足は陰線をつけて終了しています。
来週は夏相場で引き続き薄商いが想定されるなかで、
国内企業の決算発表も一巡し、材料不足感が強まりやすいでしょう。
新型コロナウイルスの国内感染者数の増加が一服するかどうかも、
市場のムードを左右すると見られます。
上昇時に買いつけると戻り売りに押されやすくなりますので、
好決算を発表した銘柄などを中心として
下落時の買いをねらっていくのが有効な戦略となりそうです。
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■月曜日の予定
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『国内』
4-6月期GDP速報値(8:50)
『海外』
中国7月鉱工業生産(11:00)
中国7月小売売上高(11:00)
米8月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米6月対米証券投資(8/17 5:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:35,499.85(+14.88)
・ナスダック:14,816.262(+51.127)
・S&P500:4,460.83(+13.13)
・為替:110.29-110.30(-0.08)
『国内』
・日経平均株価:27,977.15(-37.87)
・TOPIX:1,956.39(+2.84)
・日経ジャスダック平均株価:3,960.06(+12.65円)
・東証マザーズ指数:1,069.00(-7.32)