日本投資機構 公式ブログ

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8月11日(水)買い先行も2万8,000円近辺での売りは重く伸び悩む展開に。

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■8月11日 本日の見出し
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NYダウ平均の最高値更新を受け買い先行も、
米重要指標の発表を控え伸び悩む展開に。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。

前日には、1兆ドル規模の超党派インフラ投資法案が
米議会上院で可決されました。

この法案は下院を通過する必要があるものの、
成立に向けて進展したとして
米国株式市場では景気敏感株を中心に買いが優勢となっています。

しかし、大規模な財政出動によって
物価の上昇圧力が強まり、
FRBが早期にテーパリング議論を
開始するとの懸念につながっている面も。

今夜には米7月消費者物価指数の発表を控えていることもあって、
本日の日経平均株価は買い先行後、2万8,000円近辺を
上値目途として伸び悩む展開が想定されるでしょう。

全体としては膠着感の強い相場展開となっていますが、
新型コロナウイルスデルタ型への過度な懸念感が後退し、
経済再開に関連した銘柄に押し目買いが入るなどしていますので、
この辺りを個別で狙っていくのが良さそうです。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

10日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比162ドル82セント高の3万5,264ドル67セントと反発。

米議会上院でインフラ投資法案が可決したことで、
過去最高値を更新して終了しています。

長期金利の上昇を受けて銀行株買いも目立ちました。

高PER銘柄には売りが優勢で、
ナスダック指数は反落して終了しています。

『為替』

10日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=110円55~65銭と円安に傾倒。

長期金利の上昇を受けて
日米金利差拡大を見込んだ円売りが優勢となりました。

日経平均先物

10日のシカゴ日経平均先物9月物は、前日比75円高の2万7,965円と続伸。

NYダウ平均の上昇を受けて、日経平均先物にも買いが優勢となっています。

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■本日の予定
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『国内』

7月マネーストック(8:50)
7月工作機械受注(15:00)
30年国債入札

『海外』

米7月消費者物価指数(21:30)
米7月財政収支(8/12 3:00)
米10年国債入札

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■本日決算発表
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SMC、ゆうちょ、日本郵政、第一生命、ネクソン楽天G、
電通G、かんぽ、東急、コカコーラBJH、浜ゴム、Gウイン、
カネカ、福山運、ADEKA、ミライトHD、森永菓、九州FG、
TKCアイフル、BML、CKD、加藤産業、ソラスト、山善
LINK&M、ノーリツ、RSTECH、鴻池運輸、シークス、
ライフネット、サカタインクス、理ビタミン、日本KFC
松田産業、日本ハウズ、関電化、マイクロニクス、やまびこ、
紙パル商、QDレーザ、ソレイジア、MDNT、データHR、
リビン保証、Sイノベション、ホットリンク、イーエムネットJ

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:35,264.67(+162.82)

・ナスダック:14,788.087(-74.090)

・S&P500:4,436.75(+4.40)

・為替:110.55-110.56(+0.11)

『国内』

日経平均株価:27,888.15(+68.11)

TOPIX:1,936.28(+6.94)

・日経ジャスダック平均株価:3,935.23(+32.80円)
 
東証マザーズ指数:1,083.22(+18.48)

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■本日の注目銘柄
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・【9416】ビジョン

非開示だった今期経常は4.5倍増益へ。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。