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7月29日(木)米FOMC通過や中国株の反発を受けて投資家心理が好転。

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■7月29日 本日の見出し
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FOMC通過や中国株の反発を受けて投資家心理が好転。
買い先行後、2万7,800円を前に伸び悩む展開に。

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■本日の相場概況
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『国内』
 
本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比200円76銭高の2万7,782円42銭と続伸。

FOMCを無事通過したことから買いが先行。

ここのところ軟調に推移していた中国株が
反発したことも投資家心理を明るくし、
好決算を発表した銘柄などを物色する動きが強まりました。

ただ、時間外取引で米国株価指数先物が弱含んだため、
買い一巡後は様子見ムードの強まっています。

新興市場でも買戻しが優勢となり、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反発しています。

『海外』

29日午前の中国・上海株式市場で、上海総合指数は反発。

中国の証券規制当局が、中国の投資銀行幹部と会談したと伝わったことで、
中国当局が市場の懸念払拭に動いているとの見方が浮上し、
買戻す動きが優勢となりました。

『為替』

29日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=109円79~80銭近辺と円高に傾倒。

パウエル議長の会見を受けて、
緩和的な米金融政策が長期化するとの見方から
円買いが優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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Kanonです。本日もお疲れさまでした。

新型コロナウイルスの感染者数増加は
投資家心理の重荷となっているものの、

企業の決算発表は好調な内容が続いており、
下値での買い意欲は旺盛です。

決算通過を機に業績面を評価しての買いが加速する
可能性にも期待していければと思います。

また、決算発表が出そろう8月中頃には
東京五輪ピックも終了し、秋に予定する衆議院解散・総選挙に
投資家の視点が移ると見ております。

市場参加者が夏休みから戻ってくることに、
選挙を前にしての政策期待も高まりやすく、
相場全体の底上げに期待ができるでしょう。

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■明日の予定
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『国内』

6月失業率(8:30)
6月有効求人倍率(8:30)
6月鉱工業生産(8:50)
6月商業動態統計(8:50)
6月住宅着工統計(14:00)

『海外』

ユーロ圏4-6月期GDP(18:00)
米6月個人所得・個人消費支出(21:30)

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:34,930.93(-127.59)

・ナスダック:14,762.584(+102.008)

・S&P500:4,400.64(-0.82)

ドル円:109.82-109.84(-0.15)

『国内』

日経平均株価:27,782.42(+200.76)

TOPIX:1,927.43(+7.78)

・日経ジャスダック平均株価:3,979.80(+22.91円)
 
東証マザーズ指数:1,114.67(+17.37)