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7月29日(木)米FOMCを波乱なく通過し、買いが先行。

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■7月29日 本日の見出し
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FOMCを波乱なく通過し、買いが先行。
国内感染者数の増加は引き続き重荷か。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。

今回のFOMCについては、特にサプライズはなく
市場予想通りの内容となりました。

ただ、パウエル米FRB議長が、FOMC後の講演で
テーパリングの開始時期について決めていないとしたことは
市場の安心感につながると見られます。

本日の日本株市場は、イベント通過の安心感と
前日の下落に対する反動で買い先行の展開となるでしょう。

しかし、「夏枯れ相場」で、引き続き
投資家の物色意欲は限定的になると見られます。

また、明日は週末で、月末安アノマリーも意識されるほか、
国内でも新型コロナの感染者数が増加していることも重荷で、
伸び悩む展開が想定されるとして本日の相場を見ていきましょう。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

28日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比127ドル59セント安の3万4,930ドル93セントと続落。

新型コロナウイルスの変異種感染拡大による
世界景気の先行き懸念から売りが優勢となりました。

ただ、波乱なくFOMCを通過したことが安心材料となったほか、
好決算を発表した銘柄に買いが向き、
ナスダック指数は反発して終了しています。

『為替』

28日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円85~95銭と円安に傾倒。

FOMCの結果発表後に米長期金利が上昇した局面で、
日米金利差の拡大を意識した円売りが波及しています。

日経平均先物

28日の大阪取引所で日経平均先物9月物は、
前日比200円高の2万7,790円と反発。

米株式市場でナスダック指数が上昇したことを受けて、
日経平均先物も買戻しの動きが優勢です。

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■本日の予定
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『国内』

2年国債入札

『海外』

米4-6月期GDP速報値(21:30)
米6月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
米7年国債入札

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■本日決算発表
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キーエンス、村田製、OLC、HOYA、ファナック富士通パナソニック
三菱電、京セラ、NRI、オムロン、三住トラスト、ZOZO、大和証G、
積水化、大日住薬、大東建、大ガス、ヒューリック、カプコン小林製薬
富士電機アコムSBI東武、邦ガス、新電工、日野自、ベネ・ワン、
東電力HD、JCRファーマ、きんでん、PALTAC、ミツコシイセタン、
コニカミノルタ、ISID、アンリツ、NESIC、九電工、アルプスアル、
日電硝、システナ、相鉄HD、日ガス、芙蓉リース、メイテック、中国銀、
ダイビル東海理化、デクセリアルス、北陸電、TOKAIHD、サカイ引越、
滋賀銀、Jストリーム

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:34,930.93(-127.59)

・ナスダック:14,762.584(+102.008)

・S&P500:4,400.64(-0.82)

ドル円:109.87-109.88(-0.10)

『国内』

日経平均株価:27,581.66(-388.56)

TOPIX:1,919.65(-18.39)

・日経ジャスダック平均株価:3,956.89(-38.12円)
 
東証マザーズ指数:1,097.30(-39.62)

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■本日の注目銘柄
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・【5957】日東精工

今期経常を27%上方修正。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。