7月12日(月)ETFの分配に伴う換金売りが一巡し買戻しが優勢に。
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■7月12日 本日の見出し
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ETFの分配に伴う換金売りが一巡し需給面の懸念が後退。
買戻しが優勢となり、急反発か。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
前週末の日本株市場では後場にかけて急速に買戻しが入り、
その後の米国株市場では主要3指数が最高値を更新。
8日、9日株式市場が弱含んだのは、
ETFの分配に伴う換金売りが出たことや、
インフレを見込んでいた米国債の売り持ち高が
市場予想よりも弱い経済指標をきっかけに解消され
米長期金利が急低下したことが主な要因であったと見られます。
これらの動きが一巡したことが安心感につながり
本日の日本株市場は大きく反発を試す展開となるでしょう。
9日の大引け後に22年2月期第1四半期(3-5月)の決算を発表した
安川電機が、通期の各利益を上方修正していることも好感材料。
緊急事態宣言の再発出が上値の重荷ではあるものの、
堅調な展開に期待ができるとして本日の相場を見ていきましょう。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
9日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比448ドル23セント高の3万4,870ドル16セントと反発。
米長期金利の低下が一服し、
安心感から買いが優勢となりました。
このところ売られていた金融株などにも
買いが向いています。
ハイテク株にも買いが優勢で、
ナスダック指数も反発して終了しています。
『為替』
9日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=110円10~20銭と円安に傾倒。
。米株式相場が大幅に反発したことで、
低リスク通過とされる円には売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
9日の大阪取引所で日経平均先物9月物は、
前日比790円高の2万8,535円と大幅反発。
米株式市場で主要3指数が最高値を更新したことで連れ高しています。
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■本日の予定
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『国内』
5月機械受注(8:50)
6月企業物価指数(8:50)
6月工作機械受注(15:00)
『海外』
米3年国債入札
米10年国債入札
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■本日決算発表
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コスモス薬品、クリエイトSDH、ローツェ、コーナン商事、
タマホーム、歌舞伎、CSP、スタジオアリス、ライク、
アレンザHD、進和、インタアクション、WACUL、タキヒヨー、
ワッツ、毎コムネット、黒谷、トライステージ、サインポスト
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,870.16(+448.23)
・ナスダック:14,701.919(+142.134)
・S&P500:4,369.55(+48.73)
・ドル円:110.15-110.17(+0.14)
『国内』
・日経平均株価:27,940.42(-177.61)
・TOPIX:1,912.38(-7.94)
・日経ジャスダック平均株価:3,953.28(+2.69円)
・東証マザーズ指数:1,168.30(+9.22)
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■本日の注目銘柄
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・【7085】カーブスホールディングス
今期経常を一転36%増益に上方修正、配当も1円増額。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。