7月5日(月)ソフトバンクグループへの売りが指数の重荷に。
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■7月5日 本日の見出し
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ソフトバンクグループへの売りが指数の重荷に。
為替が円高方向に動いたことで輸出関連に売りも。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前週末比185円09銭安の2万8,598円19銭と反落。
「中国規制当局が中国配車アプリ最大手、
滴滴出行(ディディ)への締め付けを強化した」と伝わり、
同社に出資するソフトバンクグループに売りが波及。
下げ幅は5%超となり、日経平均株価を約90円押し下げています。
外国為替市場で為替が円高方向に動いたことで
輸出関連銘柄にも売りが優勢です。
新興株市場でも売りがやや優勢となり、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も反落して終了。
『海外』
5日の中国・上海株式市場で、上海総合指数は反発。
商品相場の上昇を背景として、
非鉄金属株に買いが優勢となりました。
『為替』
5日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=111円13~14銭近辺と円高に傾倒。
6月の米雇用統計で失業率が悪化し、
米FRBが利上げなど金融政策の正常化を
急がないとの見方が広がりました。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。
本日はソフトバンクグループの下げが
主導する形で軟調な相場展開となりました。
東京五輪の開催を控えるなかで、
ワクチンの接種が一部の自治体で
滞っていることも重荷になっている模様。
ただ、米国株市場は堅調に推移しており、
緩和的な金融政策も長期化すると見込まれるなかで、
決して投資家心理は弱気一辺倒ではなく、
個別企業の成長性を材料視しての物色意欲は続いています。
例年、夏相場は商いが減少し、
主力株を中心に動きにくくなる傾向もありますので、
テーマ性のある銘柄や、人気化しそうな銘柄への
投資比率を上げていきたいです。
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■明日の予定
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『国内』
月家計調査(8:30)
5月毎月勤労統計調査(8:30)
30年国債入札
『海外』
米6月ISM非製造業指数(23:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,786.35(+152.82)
・ナスダック:14,639.325(+116.949)
・S&P500:4,352.34(+22.44)
・ドル円:111.12-111.13(-0.44)
『国内』
・日経平均株価:28,598.19(-185.09)
・TOPIX:1,948.99(-7.32)
・日経ジャスダック平均株価:3,982.94(-1.19円)
・東証マザーズ指数:1,190.83(-9.54)