6月17日(木)米FOMCは市場予想よりもタカ派的な結果に。
┏━━━━━━━━━━━
■6月17日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━
米FOMCは市場予想よりもタカ派的な結果に。
日本株市場は売り先行後、下げ渋る展開か。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━
おはようございます、Kanonです。
日本時間の本日未明に発表された米FOMCの結果は、
2023年末までに2回の利上げを見こんでいることを示唆する内容となりました。
テーパリングについては、まだ先の話であると明言を避けましたが、
23年末までのインフレ予想を上方修正しており、
市場予想よりもタカ派的な内容であったと見られます。
これを受けてダウ平均は一時380ドル下落しましたが、
パウエル議長が現在のインフレが一時的なものだという見方を
強調したことで下げ渋る動きとなっています。
本日の日本株市場も売り先行後、下げ渋る展開が想定されますが、
FOMCの結果公表後の米国株市場の取引時間が短いことから、
結果を翌日に改めて織り込む動きが出やすい点には注意。
明日は週末ですので、下値を慎重に見極めながら取り組んでいきたいです。
┏━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━
『NYダウ平均』
16日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比265ドル66セント安の3万4,033ドル67セントと続落。
米FOMCの結果を受けて、金融政策の正常化が
想定以上のペースで進むとの見方が広がり売りが優勢となりました。
ただ、米債券市場で長期金利が上昇したことで
金融株の一角が買われ、相場の支えとなっています。
ハイテク株にも売りが優勢で、
ナスダック指数も続落して終了。
『為替』
16日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=110円65~75銭と円安に傾倒。
米FOMCの結果発表を受けて米長期金利が上昇。
日米金利差の拡大を意識した円売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
16日のシカゴ日経平均先物6月物は、
前日比10円高の2万9,330円と小幅に続伸。
為替が円安方向に動いたことが支えとなっています。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の予定
┗━━━━━━━━━━━
『国内』
日銀金融政策決定会合(~6/18)
5月首都圏マンション発売(13:00)
『海外』
米6月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
┏━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ: 34,033.67(-265.66)
・ナスダック:14,039.684(-33.173)
・S&P500:4,223.70(-22.89)
・ドル円:110.74-110.76(+0.81)
『国内』
・日経平均株価:29,291.01(-150.29)
・TOPIX:1,975.86(+0.38)
・日経ジャスダック平均株価:3,970.23(+7.70円)
・東証マザーズ指数:1,203.04(-1.59)
┏━━━━━━━━━━━
■本日の注目銘柄
┗━━━━━━━━━━━
・【4881】ファンペップ
機能性ペプチド「SR-0379」の皮膚潰瘍患者を
対象とする第3相臨床試験を開始。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。