6月11日(金)米長期金利の低下を受けてハイテク株買いが優勢に。
┏━━━━━━━━━━━
■6月11日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━
米長期金利の低下を受けてハイテク株買いが優勢に。
寄り付きはSQ算出に絡んだ売買で荒い値動きか。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━
おはようございます、Kanonです。
前日の米5月消費者物価指数は
市場予想を上回る結果となりましたが、
事前に警戒されていた
FRBの金融緩和縮小を早めるような
極端な数字が出てこなかったため米長期金利が低下。
経済指標への懸念感が後退したことで、
ここのところ軟調な推移を見せていた
ハイテク株にも買いが優勢となりそうです。
とはいえ、米FOMCを来週に控えて、
買い一巡後は様子見ムードが広まりやすいでしょう。
また、本日寄り付きではメジャーSQが算出されますので、
朝方は荒い値動きになる可能性もありますが、
需給面を要因とした動きですので
慌てずに落ち着きを見ていければと思います。
┏━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━
『NYダウ平均』
10日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比19ドル110セント高の3万4,466ドル24セントと小幅に反発。
朝方発表された5月の米消費者物価指数は
市場予想を上回る伸びとなりましたが、
中古車など特定品目の影響が大きく、
物価上昇が一時的とのFRBの見方は変わらないと
受け止められたことで米長期金利が低下。
ハイテク株に買いが入り、
ナスダック指数も反発して終了しています。
一方で、長期金利の低下による利鞘縮小懸念で
金融株が下落し、相場の重荷となりました。
『為替』
10日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円30~40銭と円高に傾倒。
朝方発表の5月の米消費者物価指数(CPI)を受けて
FRBが量的緩和の縮小を急がないとの見方が強まり
米長期金利が低下、日米金利差縮小を見込んだ円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
10日のシカゴ日経平均先物6月物は、
前日比150円高の2万8,975円と反発。
米国株に連れ高する形で上昇しています。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の予定
┗━━━━━━━━━━━
『国内』
メジャーSQ
4-6月期法人企業景気予測調査(8:50)
『海外』
G7首脳サミット(英コーンウォール、~6/13)
┏━━━━━━━━━━━
■本日決算発表
┗━━━━━━━━━━━
神戸物産、エイチ・アイエス、三井ハイテ、クミアイ化、ヤーマン、
ソフトウェアサー、JMHD、シーイーシー、スマレジ、オハラ、
シーアールイー、HEROZ、丸善CHI、gumi、J.S.B.、
エイチーム、プロレド、稲葉製作、Bガレージ、イトクロ、フリービット、
ギグワークス、MacbeeP、トーホー、アスカネット、トーエル、
CAICA、REVOLUTI、さくらさ、カラダノート、バルニバーヒ、
フロンティアI、モルフォ、SKIYAKI、シャノン、
VALUENEX、アールプランナ
┏━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:34,466.24(+19.10)
・ナスダック:14,020.333(+108.583)
・S&P500:4,239.18(+19.63)
・ドル円:109.36-109.37(-0.18)
『国内』
・日経平均株価:28,958.56(+97.76)
・TOPIX:1,956.73(-0.41)
・日経ジャスダック平均株価:3,940.60(+7.89円)
・東証マザーズ指数:1,181.21(+7.03)
┏━━━━━━━━━━━
■本日の注目銘柄
┗━━━━━━━━━━━
・【6038】イード
ジゴワッツと共同開発の「バーチャルキー」が
J-ウイングレンタリースが運営する非接触非対面の
「スカイレンタカー・スマートサービス」に
1,000台導入される予定だと発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。