6月9日(水)米経済指標の発表を控え主力株には売りが優勢。
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■6月9日 本日の見出し
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米経済指標の発表を控え主力株には売りが優勢。
ワクチン普及に期待した物色は続く。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比102円76銭安の2万8,860円80銭と続落。
10日に5月の米消費者物価指数の発表を控え、
持ち高整理の売りが優勢となりました。
一方で、ワクチン普及に期待して、
コロナ禍では株価が低迷していた銘柄への
物色意欲は強いままです。
日経ジャスダック平均株価は反落も、
東証マザーズ指数は続伸して終了。
『海外』
9日の中国・上海株式市場で、上海総合指数は反発。
朝方は小幅な値動きが続いたものの、
石油や石炭、鉄鋼株などを中心に買いが入り、
徐々に上げ幅を広げる展開となりました。
『為替』
9日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=109円47~48銭近辺と円高に傾倒。
5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え、
結果を見極めたいとの様子見ムードが強まりました。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。
主力の半導体関連などは、
調整色を強めているため少し注意が必要な局面ですが、
内需株などを中心としたワクチン普及に伴う
経済活動正常化に期待した物色は続いています。
また、エーザイの急騰をきっかけとして
医薬品関連などにも買いが向いたことで
マザーズ市場も活況となっています。
来週の米FOMC通過までは、
腰を据えての買いには入りにくいため
こうした今の地合いでも強い銘柄を
短期目線で狙っていくのが良いでしょう。
週末にかけて、押し目を見ながら推奨を進めて行きます。
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■明日の予定
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『国内』
5月企業物価指数(8:50)
5月都心オフィス空室率
『海外』
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
米5月消費者物価指数(21:30)
米5月財政収支(6/11 3:00)
米30年国債入札
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,599.82(-30.42)
・ナスダック:13,924.911(+43.190)
・S&P500:4,227.26(+0.74)
・ドル円:109.43-109.45(-0.09)
『国内』
・日経平均株価:28,860.80(-102.76)
・TOPIX:1,957.14(-5.51)
・日経ジャスダック平均株価:3,932.71(-1.70円)
・東証マザーズ指数:1,174.18(+14.15)