6月8日(火)買い先行も上値の重さが意識されて伸び悩む展開に。
┏━━━━━━━━━━━
■6月8日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━
買い先行も上値の重さが意識されて伸び悩む展開に。
主力株が冴えない動きとなるなかで新興市場には物色。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━
『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比55円68銭安の2万8,963円56銭と反落。
米食品医薬品局(FDA)から認知症の治療薬候補が
承認されたエーザイに買いが殺到したこともあり、
他の医薬品株にも買いが入り、
一時は120円を超える上げ幅となりました。
しかし、2万9,000円を超えた水準では、
上値の重さが意識され利益を確定する売りが波及し
伸び悩んで終了しています。
主力株が冴えない動きとなるなかで
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は続伸して終了。
『海外』
8日の中国・上海株式市場で、上海総合指数は反落。
朝方は上昇する場面もありましたが、
広東省での新型コロナウイルスの感染拡大や、
米中の対立激化への懸念から次第に売りが優勢となりました。
『為替』
8日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=109円42~43銭近辺とほぼ横ばいで推移。
10日に発表を予定する5月の米消費者物価指数(CPI)や
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動意に薄い展開となっています。
┏━━━━━━━━━━━
■明日の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━
Kanonです。
本日はやや上値の重い展開となりました。
SQ算出を控える週は中盤にかけて
持ち高整理の売買で相場が荒れやすい上に、
米国株市場で高値警戒感が強まっていること、
今朝の仮想通貨市場が急落したこともあって
目先は少し注意が必要な局面だと分析しています。
来週の米FOMCまでは無理にリスクを
取りすぎずに取り組んでいきたいです。
ただ個別で見ますと、医薬品をはじめとする
ディフェンシブ関連などには物色も見られているほか、
新興銘柄の物色意欲も衰えていません。
引き続き下値を狙って売買を進めていきたいです。
┏━━━━━━━━━━━
■明日の予定
┗━━━━━━━━━━━
『国内』
5月工作機械受注(15:00)
『海外』
中国5月生産者物価指数(10:30)
中国5月消費者物価指数(10:30)
米10年国債入札
┏━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:34,630.24(-126.15)
・ナスダック:13,881.72(+67.232)
・S&P500:4,226.52(-3.37)
・ドル円:109.46-109.47(+0.04)
『国内』
・日経平均株価:28,963.56(-55.68)
・TOPIX:1,962.65(+1.80)
・日経ジャスダック平均株価:3,934.41(+10.33円)
・東証マザーズ指数:1,160.03(+25.70)