5月12日(水)ハイテク株などに買戻しが優勢か。
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■5月12日 本日の見出し
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ハイテク株などに買戻しが優勢か。
買い一巡後は、戻り売りが重くなりやすい。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
昨夜の米国株市場は軟調な推移となりましたが、
ナスダック指数が値ごろ感から買い戻されている点は好感できます。
日本株市場でも主力ハイテク株に買いが入り、
本日は反発を試す期待ができるでしょう。
ただ、新型コロナウイルスへの警戒感や、
高値からの下落による需給悪化は続いていますので、
押し目買いの結果、戻り売りが重いようであれば
微益で撤退するなど柔軟な判断を行うべきでしょう。
また、本日は午後の取引時間中に
トヨタ自動車が決算を発表しますので、
決算発表後の市場の動きにも注目していきたいです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比473ドル66セント安の3万4,269ドル16セントと大幅続落。
前日に米ナスダック指数が大幅安となり、
リスクオフの流れが景気敏感株にも波及。
ただ、ナスダック指数は売り先行後急速に買い戻され、
一時2%超あった下げ幅をほぼ戻し、0.1%安で終了しています。
ブレイナードFRB理事が11日の講演で、
米景気の先行きは明るいが「下振れリスクは残り
(完全雇用と物価の)目標からほど遠い」との見解も
ハイテク株にとっては好感された模様です。
『為替』
11日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=108円55~65銭と円高に傾倒。
世界的に株安となっており、
低リスク通貨とされる円には買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
11日のシカゴ日経平均先物6月物は、
前日比655円安の2万8,615円と続落。
経済の正常化に伴うインフレ加速への警戒感が広がり
米株とともに売りが優勢となっています。
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■本日の予定
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『国内』
3月景気動向指数(14:00)
『海外』
米4月消費者物価指数(21:30)
米4月財政収支(5/13 3:00)
米10年国債入札
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■本日決算発表
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トヨタ、ソフトバンクG、NTT、富士フイルム、ネクソン、テルモ、
資生堂、シスメックス、エーザイ、キリンHD、NEC、ENEOS、
三菱ケミHD、サントリーBF、GMOPG、ホトニクス、明治HD、
関西ペ、大日住薬、大林組、ホシザキ、TIS、凸版印、リンナイ、
コンコルディア、フリー、静岡銀、日油、丸井G、ベネ・ワン、アマダ、
クラレ、エア・ウォーター、京急、JR九州、デンカ、PALTAC、
GMO、住友ゴム、東建物、応化工、日揮HD、ミツコシイセタン、富士急、
めぶきFG、丸一管、ダイセル、GSユアサ、宇部興、IIJ、DMG森精、
フジテック、古河電、Appier、AIinside、そーせい、
HENNGE、GMO-FG、SBIインシュ、ACSL、アイキューブ
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,269.16(-473.66)
・ナスダック:13,389.426(-23.432)
・S&P500:4,152.10(-36.33)
・ドル円:108.65 - 108.66(-0.29)
『国内』
・日経平均株価:28,608.59(-909.75)
・TOPIX:1,905.92(-46.35)
・日経ジャスダック平均株価:3,889.66(-27.84円)
・東証マザーズ指数:1,117.35(-40.07)
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■本日の注目銘柄
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・【3646】駅探
前期経常が上振れ着地・今期は15%増益へ。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。