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4月21日(水)緊急事態宣言の発出見通しを警戒し売りが続く。

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■4月21日 本日の見出し
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緊急事態宣言の発出見通しを警戒し売りが続く。
決算発表を控えて押し目買い意欲も限定的。

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■本日の相場概況
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『国内』
 
本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比591円83銭安の2万8,508円55銭と大幅続落。

国内での緊急事態宣言発出への警戒感が強まり、
幅広い銘柄に売りが優勢となりました。

心理的な節目である2万9,000円を
下回ったため投げ売りが加速。

連休、決算発表を控えて
押し目買い意欲も限定的となった模様です。

新興市場でもリスクオフムードが続き、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も続落して終了しています。

『海外』
 
21日午前の中国・上海株式市場で、上海総合指数は反発。

中国外務省が習近平国家主席
米国主催の気候変動サミットに出席すると発表したのを受け、
米中首脳が顔を合わせることをきっかけに
両国の緊張が緩和するとの期待が支えとなっています。

『為替』
 
21日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=108円05~06銭近辺と円高に傾倒。

日米株価指数の下落を受けて、
「低リスク通貨」とされる円には買いがやや優勢です。

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■明日の日本株見通し
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Kanonです、本日もお疲れさまでした。

相場下落の要因としては、
緊急事態宣言の発動見通しが嫌気されたとの報道が伝わっていますが、
それ以上に金融政策面のイベントを控えて
テーパリング懸念が高まっていることが本質的だと考えています。

ただ、さすがに本日は、
日銀によるETF買いも入っていたと見られますし、
金融当局が株式市場を見放すはずはないので、
重要イベント通過後には安心感からの
買いが入ってくる期待ができるでしょう。

また、いくら新型コロナウイルス
感染再拡大が懸念されるとはいえ、
企業業績の良化も先々に見られるでしょうから
下値は買いで良いと考えられます。

相場全体で値幅が出やすい状況は今後も続くと見ていますので、
なるべく下値目途まで引き付けての買い付けや
買いタイミングを分けてのお取組みを進めていただきたいと思います。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:33,821.30(-256.33)

・ナスダック:13,786.268(-128.497)

・S&P500:4,134.94(-28.32)

ドル円:108.01-108.02(-0.39)

『国内』

日経平均株価:28,508.55(-591.83)

TOPIX:1,888.18(-38.07)

・日経ジャスダック平均株価:3,882.68(-60.29円)
 
東証マザーズ指数:1,204.23(-40.56)