日本投資機構 公式ブログ

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4月14日(水)売り優勢も下値は限定的で揉み合い基調に。

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■4月14日 本日の見出し
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売り優勢も下値は限定的で揉み合い基調に。
ナスダック指数の上昇を好感し成長株に物色も。

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■本日の相場概況
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『国内』
 
本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比130円62銭安の2万9,620円99銭と反落。

前日の米国株式市場で景気敏感株が売られたことや
ドル円相場が円高方向に動いたことを受けて
やや軟調な展開となりました。

しかし、押し目買い意欲は続いおり、
下げ幅は限定的となっています。

ナスダックの上昇を好感して成長期待の
高い銘柄へ資金が向いたことで
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は上昇して終了しています。

『海外』
 
14日午前の中国・上海株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。

前日の下げに対して自律反発を見込んだ買いが優勢となりました。

『為替』
 
14日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=108円94~95銭近辺と円高に傾倒。

長期金利が1.6%近辺まで低下したため
日米金利差の縮小観測から円買いが優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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Kanonです。本日もお疲れさまでした。

国内ではワクチンの接種が海外と比べて遅れており、
これが相対的な上値の重さに繋がっている模様です。

ただ、コロナが懸念された場面ではハイテク株が、
経済の先行きが期待された場面ではバリュー株が
買われる循環物色の相場展開が続いていますので、
総崩れにはなりにくく、過度に懸念する必要はないでしょう。

全体感としましては、
米国時間本日に控えます、ゴールドマン・サックス
JPモルガン・チェースの決算発表に注目したいです。

ファミリーファンドのリスクの高い取引が
金融機関に巨額の損失を発生させた
「アルケゴス問題」もありましたから、
市場の注目度は高いと見られます。

損失の程度や発表内容によっては、
市場の安心、失望の材料になり得る可能性もあるでしょう。

相場全体よりも、個別の銘柄に着目して
売買を進めていきたいと思います。

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■明日の予定
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『国内』

日銀支店長会議で黒田総裁があいさつ
地域経済報告さくらレポート

『海外』

米3月小売売上高(21:30)
米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米3月鉱工業生産(22:15)
米2月対米証券投資(4/16 5:00)

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:33,677.27(-68.13)

・ナスダック:13,996.099(+146.100)

・S&P500:4,141.59(+13.60)

・為替 ドル円:108.82-108.83(-0.49)

『国内』

日経平均株価:29,620.99(-130.62)

TOPIX:1,952.18(-6.37)

・日経ジャスダック平均株価:3,945.90(+0.25円)
 
東証マザーズ指数:1,235.15(+18.91)