4月7日(水)米国株価指数の下落を嫌気して軟調な展開に。
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■4月7日 本日の見出し
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米国株価指数の下落を嫌気して軟調な展開に。
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■本日の日本株概況
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前日の米国株市場では、ダウ平均、
ナスダック指数ともにプラス圏で推移する場面も見られましたが、
利益を確定する売りが重く下げに転じて終了しています。
下げ幅は限定的で、
正常な利確売りの範囲内の動きではありますが、
堅調な経済指標を好感した買いが一巡してしまったため
材料不足感から、決算待ちムードが強まっていると見られます。
日本株市場も、朝方はやや軟調な展開で始まり、
下値を模索する展開となりやすいでしょう。
米長期金利の上昇一服によって
為替市場でポジションの巻き戻しが起こり、
ここのところドル円相場が円高方向に
動いてきていることも日本株の重荷です。
ただ、経済活動再開を背景とした
投資家の押し目買い意欲は引き続き強いと見られ、
下げ幅は限定的となりそうです。
あまり寄り付きで慌てて動かずに、
市場の落ち着きを見ていきたいです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比96ドル95セント安の3万3,430ドル24セントと反落。
前日に過去最高値を更新したこともあり、
利益を確定する売りが優勢となりました。
ただ、米政権が4月19日までに全成人を
ワクチン接種対象にするよう州政府に要請すると伝わったこともあり、
経済活動への期待感が根強かったことで、
下値は限定的となっています。
前日に上昇していたハイテク株に利確売りが出たことで
ナスダック指数も反落して終了しています。
『為替』
6日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円70~80銭と円高に傾倒
米長期金利の低下を受けて、
日米金利差縮小を見込んだ円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
6日のシカゴ日経平均先物6月物は
前日比505円安の2万9,680円と反落。
前日の市場で約6週間ぶりに3万円を回復して引けたこともあり、
利益確定の売りが優勢となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:33,430.24(-96.95)
・ナスダック:13,698.380(-7.213)
・S&P500:4,073.94(-3.97)
・為替 ドル円:109.75-109.76(-0.55)
『国内』
・日経平均株価:29,6969.63(-392.62)
・TOPIX:1,954.34(-29.20)
・日経ジャスダック平均株価:3,938.31(-18.21円)
・東証マザーズ指数:1,225.66(-14.97)
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■本日の予定
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『国内』
2月鉱工業生産(8:50)
2月住宅着工統計(14:00)
『海外』
米2月貿易収支(21:30)
米2月消費者信用残高(4/8 4:00)
FOMC議事録(3/16~3/17開催分)
G20財務大臣・中央銀行総裁会議(オンライン)
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■本日決算発表
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ウエルシアHD、ディップ、ベル24HD、
ハイデ日高、リソー教育、サーラ、日本BS放、
サンデー、フェリシモ、GameWith
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■本日の注目銘柄
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・【5282】ジオスター
建設用コンクリート製品大手。
電線地中化関連としてのテーマ性も。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。