4月2日(金)グロース、ハイテク株に見直し買いが続く。
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■4月2日 本日の見出し
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グロース、ハイテク株に見直し買いが続く。
ISM製造業景況感指数が市場予想を上振れたことも好感。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
前日の日本株市場では新年度の訪れを祝うように、
調整が長引いていたグロース株などにも
買戻しが入る展開となりました。
昨夜の米国株市場も同様で、
主力ハイテク株などを中心として
ナスダック指数が大きく上昇しています。
こうしたグロース、ハイテク株は
成長期待が一巡していたことや
米長期金利の上昇が重荷となっていましたが、
バイデン米大統領のインフラ投資計画が発表され
金利上昇の材料がひとまず出尽くしたと見られていることや、
デジタル分野で市場予想以上の規模の投資計画が発表されたことで
半導体関連などが恩恵を受けるとの見方が強まったことで
再度買いが入ってきたと見られます。
また、昨夜に発表された米3月ISM製造業景況感指数が64.7と
1983年以来の活動拡大ペースを示したことも
経済がコロナ禍の落ち込みから再度成長に向かっている
兆候だとしてポジティブに捉えらえています。
本日は米雇用統計発表前の金曜日ということで、
上値では利益確定を目的とした売りも出やすいと見られますが、
堅調な相場展開が続いてくれそうです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
1日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比171ドル66セント高の3万3,153ドル21セントと反発。
米長期金利の低下を受けて高PERの
主力ハイテク株に買いが優勢となりました。
バイデン米政権のインフラ投資計画に
半導体の米国生産を支援する
補助金が含まれていたことも支えとなっています。
また、1日発表の3月のISM製造業景況感指数が
64.3と1983年12月以来の高水準となったことも
投資家心理を強気に傾けています。
ナスダック総合指数も続伸し、
前日比で1.8%高で終了しています。
『為替』
1日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=110円55~65銭と円高に傾倒。
米長期金利の上昇一服を受けて
持ち高調整の円買いが優勢となっています。
『日経平均先物』
1日のシカゴ日経平均先物3月物は
前日比330円高の2万9,675円と反発。
米長期金利の上昇一服と、
米国株市場の堅調な推移を受けて、
買いが優勢となり、直近戻り売りの出やすかった
2万9,500円近辺を上抜く推移となっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:33,153.21(+171.66)
・ナスダック:13,480.106(+233.235)
・S&P500:4,019.87(+46.98)
・為替 ドル円:110.61-110.63(-0.07)
『国内』
・日経平均株価:29,388.87(+210.07)
・TOPIX:1,957.64(+3.64)
・日経ジャスダック平均株価:3,937.65(-0.98円)
・東証マザーズ指数:1,230.38(+27.10)
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■本日の予定
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『国内』
3月マネタリーベース(8:50)
『海外』
米3月雇用統計(21:30)
休場:米国、英国、香港(聖金曜日)
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■本日の注目銘柄
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・【2148】アイティメディア
21年3月期業績予想を上方修正。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。