日本投資機構 公式ブログ

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4月1日(木)ハイテク、グロース株を中心に堅調な展開に。

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■4月1日 本日の見出し
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ハイテク、グロース株を中心に堅調な展開に。
3月の日銀短観が強い内容となったことも支え。

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■本日の相場概況
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『国内』
 
本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比210円07銭高の2万9,388円87銭と反発。

寄り付き前に発表された
3月の日銀短観が強い内容となったことで、
設備投資関連などに買いが向いたほか、

米ナスダック指数の上昇を好感し、
ハイテク株にも買い優勢の展開となりました。

バイデン米大統領の発表したインフラ投資計画に
半導体生産支援やAIの研究開発投資が盛り込まれていたことも
ハイテク株の買いにつながっています。

一部の景気敏感株には利食い売りが入り、
日経ジャスダック平均株価は小幅安で終了も
成長株に見直し買いが入ったことで
東証マザーズ指数は続伸しています。

『海外』
 
1日午前の上海株式市場で上海総合指数は小幅に反発。

外市場でハイテク株が買われた流れを受け、
中国市場でもハイテク関連に買いが見られています。

『為替』
 
1日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=110円69~71銭近辺と円高に傾倒。

長期金利の上昇に一服感が出たことで、
利益確定などを目的とした円買いが優勢です。

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■明日の日本株見通し
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Kanonです。

本日目立ったのが、コロナ禍でも業績好調で
相場の上昇に先行して上がってきたものの
今年に入ってから調整局面を迎えていた
業績良好なハイテク、グロース株の上昇です。

含み益が大きくなっていただけに、
年度末にかけては機関投資家の利確売り圧力が
重荷になっていた面があったようですが、
新年度に入ったことでそうした銘柄に
見直し買いが入ってきていることは好感すべきでしょう。

4月後半から5月にかけては企業の本決算発表も続きますので、
業績面を材料視しての物色は続いていきそうです。

また、バイデン米大統領が発表したインフラ投資計画では、
高速ブロードバンドなどのデジタルインフラや、
EVなど再生可能エネルギー関連に大きく予算が配分される見通し。

日本株市場でも半導体関連、EV関連銘柄などが
底堅く推移する期待が高いです。

明日は米国株価市場が休場となる上に、
日本時間の21時半に米雇用統計の発表も控えていますので、
相場全体としては動きにくい展開となりそうですが、
好業績銘柄、テーマ株への個別物色が続く期待は高いでしょう。

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■明日の予定
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『国内』

3月マネタリーベース(8:50)

『海外』

米3月雇用統計(21:30)
休場:米国、英国、香港(聖金曜日

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:32,981.55(-85.41)

・ナスダック:13,246.871(+201.477)

・S&P500:3,972.89(+14.34)

・為替 ドル円:110.73-110.74(±0.00)

『国内』

日経平均株価:29,388.87(+210.07)

TOPIX:1,957.64(+3.64)

・日経ジャスダック平均株価:3,937.65(-0.98円)
 
東証マザーズ指数:1,230.38(+27.10)