3月25日(木)景気敏感株を中心として買戻しが広がる。
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■3月25日 本日の見出し
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景気敏感株を中心として買戻しが広がる。
半導体や成長株には軟調な推移も。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比324円26銭高の2万8,729円36銭と反発。
前日に米国株市場で景気敏感株が買われた流れを引き継ぎ、
日本株市場でも買いが先行する展開となりました。
一方、前日に大きく上昇していた
半導体関連などには売りが優勢です。
日経ジャスダック平均株価も反発、
東証マザーズ指数は朝方グロース株が総じて
弱い値動きとなったことを受けて売り先行も
下げ渋って小幅安で終了しています。
『海外』
25日午前の上海株式市場で上海総合指数は小幅に続落。
米国上場の中国企業への規制が強まるとの
懸念が相場の重荷となっています。
『為替』
25日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=108円92~93銭近辺と円安に傾倒。
米長期金利の上昇を受けて、
日米金利差拡大を見込んだ円売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。
本日の日経平均株価は75日移動平均線近辺で
押し目買い意欲を確認した後
じりじりと上昇する展開となりました。
この水準では、売り方の買い戻しが
加速した面もあるでしょう。
明日は週末ですので、後場にかけて
戻り売りが出て弱含む可能性もありますが、
期末の持ち高整理の売りも一巡したと見られ、
月末にかけては配当取りを狙った買いや
配当再投資目的の買いも支えとなるため、
悲観しないで見ていって良さそうです。
また、今夜はバイデン米大統領の記者会見も予定しております。
インフラ整備などの経済対策について方向性を示すと見られ
内容次第では好感した買いが入る期待ができるでしょう。す
国内では東京オリンピックの聖火リレーがスタートしたこともあり
さまざまな問題を抱えてはいるものの、徐々に景気の先行きに対する
楽観ムードも感じられるようになりそうです。
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■明日の予定
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『国内』
3月都区部消費者物価指数(8:30)
『海外』
独3月Ifo景況感指数
米2月個人消費所得・個人支出(21:30)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:32,420.06(-3.09)
・ナスダック:12,961.890(-265.807)
・S&P500:3,889.14(-21.38)
・為替 ドル円:108.94-108.95(+0.34)
『国内』
・日経平均株価:28,729.88(+324.36)
・TOPIX:1,955.55(+26.97)
・日経ジャスダック平均株価:3,903.39(+22.66円)
・東証マザーズ指数:1,163.82(-0.04)