3月15日(月)米国株高を好感も利食い売りが出やすい。
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■3月15日 本日の見出し
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米国株高を好感も利食い売りが出やすい。
重要イベントを控え様子見ムードも。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
先週末の日本株市場では、
ハイテク株などが大きく反発したものの
ここから上は戻り売りの出やすい水準です。
これ以上、上が狙いにくいと判断されれば
急速に伸び悩む可能性も懸念されますので、
本日場中は米長期金利の動向などを
少し慎重に見ていく必要があるでしょう。
とはいえ、12日の米国株式市場の動きを見ますと
米長期金利が一時1.64%と昨年2月以来の水準に
上昇したことを受けて、ナスダック指数は反落したものの
下げ幅は-0.58%と小幅に留まっています。
今週に予定する米FOMCへの期待感があるほか、
市場が金利上昇に対しての耐性をつけつつあるとも取れる動きです。
さらに、景気回復期待も根強く、
前週末のダウ平均は連日で最高値を更新しているため、
本日は日本株市場でも今後の業績回復に期待ができる銘柄には
しっかりとした買いが見られるでしょう。
今週は米FOMCなどの重要イベントを控えるため
どうしても様子見ムードは強まりやすいですが、
相場全体は落ち着いている印象ですので、
過度に懸念しすぎずに取り組みを進めていきたいです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
12日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比293ドル05セント高の3万2,778ドル64セントと続伸。
バイデン大統領が11日に、
5月1日までに成人の希望者全員がワクチンを
接種できる体制を整えると表明したことで
景気正常化を期待した物色が進みました。
米長期金利が上昇したことで
ハイテク株へは売り優勢となり、
ナスダック総合指数は反落して終了しています。
『為替』
12日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=109円00銭~10銭と円安に傾倒。
米長期金利が上昇したことから
日米金利差の拡大観測が波及し、
円売りに繋がっています。
『日経平均先物』
12日のシカゴ日経平均先物3月物は
前日比435円高の2万9,540円と続伸。
追加経済対策や新型コロナウイルスのワクチン普及で
景気回復が進むとの期待から買い優勢となっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:32,778.64(+293.05)
・ナスダック:13,319.865(-78.808)
・S&P500:3,943.34(+4.00)
・為替 ドル円:109.10-109.12(+0.07)
『国内』
・日経平均株価:29,717.83(+506.19)
・TOPIX:1,951.06(+26.14)
・日経ジャスダック平均株価:3,850.82(+17.29円)
・東証マザーズ指数:1,207.15(+35.08)
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■本日の予定
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『国内』
1月機械受注(8:50)
『海外』
中国2月鉱工業生産(11:00)
中国2月小売売上高(11:00)
中国2月固定資産投資(11:00)
米3月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
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■本日の注目銘柄
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・【3662】エイチーム
発行済み株式数(自社株を除く)の5.06%にあたる100万株
(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。