3月10日(水)グロース、ハイテク株に買いが先行する展開に。
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■3月10日 本日の見出し
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グロース、ハイテク株に買いが先行する展開に。
2月の工作機械受注額を好感し設備投資、FA関連に物色も。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
前日の日本株市場でも、主力の半導体関連などを中心に
グロース、ハイテク関連としてこれまで売られていた銘柄が下げ渋り、
後場にかけては買い戻されるような動きを見せましたが、
昨夜の米国株市場でもそうした流れが続き、
ナスダック指数は大幅に反発しています。
これを好感して本日は、ハイテク株や
グロース株を中心に買いが先行する展開となりそうです。
ただ、上値に位置する移動平均線に跳ね返されるなど、
値の重い推移となる銘柄については、
一旦外したり、持ち高を減らしていくのが良いでしょう。
この辺りは個別銘柄のチャート形成や
需給を鑑みた上で、判断を行っていきたいです。
また、日本工作機械工業会が昨日の大引け後に発表した
2月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比で36.7%増の1,055億円と、
好不況の分かれ目とされる1,000億円を
2019年7月以来19カ月ぶりに上回っています。
工作機械受注額は景気の先行指標とされますので、
設備投資関連やファクトリーオートメーション(FA)関連などに
今後の業績良化に期待した買いが向きやすいため
この辺りにも注目していきたいです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
9日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比30ドル30セント高の3万1,832ドル74セント続伸。
米長期金利の上昇が一服し、
ハイテク株に押し目買いが優勢となりました。
ダウ平均は一時300ドルを超える上げ幅となりましたが
引けにかけては景気敏感株に利確売りも見られています。
経済協力開発機構(OECD)が、
21年の世界の実質経済成長率が5.6%になるとの予測を発表し
昨年末時点から1.4ポイント上方修正したことも好感されています。
ハイテク株に押し目買いが入ったことで、
ナスダック総合指数は3.68%上昇しています。
『為替』
9日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=108円45銭~55銭と円高に傾倒。
米長期金利の上昇一服を受け、
日米金利差の縮小を受けた円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
9日のシカゴ日経平均先物3月物は
前日比385円高の2万9,215円と反発。
米長期金利の上昇が一服し、ハイテク株に買いが向いたことで、
日経平均先物も買い優勢となっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:31,832.74(+30.30)
・ナスダック13,073.825(+464.664)
・S&P500:3,875.44(+54.09)
・為替 ドル円:108.60-108.61(-0.20)
『国内』
・日経平均株価:29,027.94(+284.69)
・TOPIX:1,917.68(+24.10)
・日経ジャスダック平均株価:3,796.32(+15.24円)
・東証マザーズ指数:1,154.01(+6.15)
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■本日の予定
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『海外』
中国2月生産者物価指数(10:30)
中国2月消費者物価指数(10:30)
米2月消費者物価指数(22:30)
米2月財政収支(3/11 4:00)
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■本日の注目銘柄
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・【9418】USEN-NEXT HOLDINGS
子会社アルメックスの手掛ける
顔認証付きカードリーダー
『マイナタッチ』を医療機関へ納入開始。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。