3月4日(木)グロース株に売りが強まり大幅安で終了。
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■3月4日 本日の見出し
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グロース株に売りが強まり大幅安で終了。
2万8,700円どころで押し目買いも。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比628円99銭安の2万9,930円11銭と大幅反落。
米長期金利の上昇を背景に
成長株を中心に売り圧力が強まりました。
年度末を見据えた機関投資家の持ち高調整の売りも
相場を下押す要因となった模様です。
新興市場でも売りが加速し、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も下落して終了しています。
『海外』
4日午前の上海株式市場で上海総合指数は反落。
これまで政策期待で上昇していた銘柄に
一旦の利益を確定する売りが優勢となりました。
『為替』
4日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=107円05~06銭近辺と円安に傾倒。
パウエルFRB議長の傘下する討論会を前に、
膠着感の強い展開となっています。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。本日もお疲れさまでした。
本日は深夜にパウエル米FRB議長が
オンライン討論会に参加しますが、
日経平均株価は25日移動平均線を割り込み
テクニカル面で投げが加速しやすくなったこともあり、
パウエル議長の発言による市場の混乱を
先回りして織り込んだような形となりました。
本日の日経平均株価の安値は2万8,711円となりましたが、
この価格帯は1月下旬にかけて揉み合った水準で
ある程度出来高もありますので、
壁として意識されたと見られます。
今夜のパウエル米議長講演を無事通過すれば、
明日の大幅反発にも期待ができるでしょう。
勿論、3万円の壁が遠のいてしまったことは事実ですので、
反発後、伸び悩むような推移となる場合は、
持ち高調整で銘柄を売る方向での推奨を進めていきます。
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■明日の予定
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『海外』
米1月貿易収支(22:30)
米2月雇用統計(22:30)
中国全人代開幕
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:31,270.09(-121.43)
・ナスダック:12,997.752(-361.035)
・S&P500:3,819.72(-50.57)
・為替 ドル円:107.10-107.11(+0.29)
『国内』
・日経平均株価:28,930.11(-628.99)
・TOPIX:1,884.74(-19.80)
・日経ジャスダック平均株価:3,777.36(-36.59円)
・東証マザーズ指数:1,171.81(-25.85)