3月4日(木)ハイテク株への売りが再度強まる。
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■3月3日 本日の見出し
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米長期金利が上昇したことで、
ハイテク株への売りが再度強まる。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
前日に比較的良いムードで引けた
日本株市場ですが、米長期金利が再度上昇したことで、
昨夜の米ナスダック指数は2.7%安と大幅に下落。
本日は、日本株市場でもハイテク株を中心に
売りが強まりやすいでしょう。
ただ、経済活動の正常化や
急激な景気回復を織り込んでの動きですので、
バリュー株などには買いが向かいそうです。
ハイテク、グロース株については、
本日日本時間深夜にパウエルFRB議長がオンライン討論会に参加して、
市場の織り込むインフレ懸念について言及すると見られますので、
これをきっかけに買い戻される可能性もありますが、
ナスダック指数のチャート形成を見ますと、かなり売りが重い印象。
しばらくは下値での乱高下が想定されるため
反発したからといって安心せずに
重いようであれば売るといった判断を大事にしていきましょう。
今市場が織り込んでいるのは、ワクチン普及後の景気の急回復で、
今後、私たちが実感する景気も驚くほど
良くなっていくのではないかと考えています。
コロナ禍で特需的に好調だった銘柄が割高感から売られ、
落ち込んでいた銘柄が景気回復の恩恵を受けて伸びていくような
中期的なシナリオのもと投資をしていきたいです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
3日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比121ドル43セント安の3万1,270ドル09セントと続落。
バイデン米大統領が2日に、
「5月末までに米国の成人全員分の
ワクチンを確保できる」と述べたことで、
景気回復の勢いが増すとの見方から
景気敏感株に買いが優勢となりました。
ただ、米長期金利が上昇したことで、
ハイテク株などには売りが波及、
ダウ平均も下げに転じて終了しています。
ナスダック総合指数は前日比で2.7%安となり、
約2カ月ぶりの安値で終えています。
『為替』
3日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=106円95銭~107円05銭と円安に傾倒。
米長期金利が1.5%に迫り、日米金利差の拡大を
手がかりとした円売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
3日のシカゴ日経平均先物3月物は
前日比245円安の2万9275円と続落。
ナスダック指数の下げにつられる形で売られています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:31,270.09(-121.43)
・ナスダック:12,997.752(-361.035)
・S&P500:3,819.72(-50.57)
・為替 ドル円:107.04-107.06(+0.23)
『国内』
・日経平均株価:29,559.10(+150.93)
・TOPIX:1,904.54(+9.69)
・日経ジャスダック平均株価:3,813.95(+4.83円)
・東証マザーズ指数:1,197.66(-24.77)
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■本日の予定
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『国内』
30年国債入札
『海外』
米1月製造業受注(3/5 0:00)
OPECプラス会合
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■本日の注目銘柄
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・【8043】スターゼン
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。