2月24日(水)経済活動の正常化を織り込みグロース株に売り。
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■2月24日 本日の見出し
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経済活動の正常化を織り込みグロース株に売り。
新型コロナの影響で業績が落ち込んだ銘柄は上昇が目立つ。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比484円33銭安の2万9,671円70銭と反落。
前日の米国株市場でナスダック総合指数が軟調に推移したことを受け、
半導体関連やハイテク株を中心に売りが優勢となりました。
一方、海運や陸運といった景気敏感株には買いも見られています。
グロース株を中心に売りが出たことで、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反落して終了。
『海外』
24日午前の上海株式市場で上海総合指数は小幅に続落。
香港株式市場で株式取引にかかわる印紙税が
引き上げられるとの一部の観測報道を受け、
香港株式市場にも上場している銘柄などに売りが波及しています。
『為替』
24日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=105円50~51銭近辺と円高に傾倒。
パウエルFRB議長が米上院の議会証言で、
金融緩和を続ける考えを改めて示唆し、米長期金利が低下。
日米金利差の拡大観測が後退したとして円買いがやや優勢です。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。
市場は新型コロナウイルスの収束を織り込みつつあり、
コロナ禍で好調だった銘柄や、
低金利環境で上昇しやすいグロース株への、
売りが優勢の展開となりました。
その一方で、コロナ後の回復に期待ができる銘柄への
買いは見られており、景気の先行きについては
楽観的な見方が強まっていることがわかります。
たしかに景気が回復してくると、実質金利が上昇し、
株価は天井をつけていくものではありますが、
すぐに崩れるのではなく、好景気の株高局面が訪れてから、
少しずつ頭を打っていくような動きになることが多いです。
目先は、その銘柄の業績がこれから良くなるかどうかといった
基本的かつ長期的な視点を忘れずに投資を行っていくことで、
失敗を避けて、利益を狙っていけるかと思います。
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■明日の予定
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『海外』
米10-12月期GDP改定値(22:30)
米1月耐久財受注(22:30)
米1月NAR仮契約住宅販売指数(2/26 0:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:31,537.35(+15.66)
・ナスダック:13,465.198(-67.850)
・S&P500:3,881.37(+4.87)
・為替 ドル円:105.48-105.49(-0.33)
『国内』
・日経平均株価」29,671.70(-484.33)
・TOPIX:1,903.07(-35.28)
・日経ジャスダック平均株価:3,819.36(-30.19円)
・東証マザーズ指数:1,219.71(-54.91)