2月2日(火)米国株価指数は上昇も、VIX指数が高止まり。
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■2月2日 本日の見出し
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米国株価指数は上昇も、VIX指数が高止まり。
不安定な相場が続きやすいか。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
前日の米国株市場では、
株式市場での個人の投機的な売買の
勢いが弱まったことが好感されましたが、
SNSで売り持ち高の多さが言及されていた
銀先物の価格が急伸するなど
株以外の市場に一時的に資金が移っただけだと見られ、
今後も投機色の強い売買は続いていきそうです。
こうした米国の個人投資家の動きは
市場全体から見れば大きなものではありませんし、
景気の状態とは関係のないものですので、
今後の景気回復が見込まれるなかで
相場が一方的に崩れるようなことにはならないと見られますが、
ボラティリティ(変動率)の高い展開が
続きやすい点にはきちんと留意すべきでしょう。
日経平均株価が先月中旬に揉み合った水準である
2万8,500円どころを上抜けないと、
上値の重さが意識され
再度調整してしまう可能性も考えた上で
無理のないポジションを取っていきたいです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
1日の米国株式市場で、ダウ工業株30種平均は、
前週末比229ドル29セント高の3万0,221ドル91セントと反発。
前週に個人投資家の投機的取引の
対象となっていた銘柄の急騰が一服し、
安心感から買いが優勢の展開となりました。
ただ、米国株の変動性(VIX)指数は30強と
不安心理が高まった状態とされる20を上回ったままです。
主力ハイテク株に決算に期待しての買いが入り、
ナスダック総合株価指も反落して終了しています。
『為替』
1日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=104円90~105円00銭と円安に傾倒。
投機的な売買への警戒感から
流動性確保を目的としたドル買いが優勢です。
『日経平均先物』
1日のシカゴ日経平均先物3月物は
前週末比515円高の2万8,295円と反発。
米国株価指数の上昇を受けて、
買戻しが優勢となっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:30,211.91(+229.29)
・ナスダック:13,403.394(+332.699)
・S&P500:3,773.86(+59.62)
・為替 ドル円:104.93-104.94(+0.19)
『国内』
・日経平均株価:28,091.05(+427.66)
・TOPIX:1,829.84(+21.06)
・日経ジャスダック平均株価:3,793.63(+18.95円)
・東証マザーズ指数:1,234.34(+25.38)
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■本日の予定
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『国内
1月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
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■本日決算発表
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デンソー、三井住友、三菱電、パナソニック、豊田織機、
豊通商、MonotaRO、日本酸素、東武、東ソー、
日精工、日ユニシス、ニチレイ、豊田合、三菱自、
トヨタ紡織、テクノプロHD、ジェイテクト、日光電、
日電硝、東京精、コニカミノルタ、宇部興、大和工、
ジョイ本田、群馬銀、フジミインコ、イリソ電子、
アクシアル、エディオン、タカラスタン、いなげや、
エフ・シー・シー、GMOFHD、千代建、デクセリアルス
日管財、マンダム、ユアサ商、ホクト、愛知鋼、
住友理工、セプテーニHD、三井倉HD、東邦銀
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■本日の注目銘柄
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・【7241】フタバ産業
今期経常を2.2倍上方修正。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。