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1月27日(水)米国株価指数の下げ渋りを好感して買いが優勢に。

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■1月27日 本日の見出し
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米国株価指数の下げ渋りを好感して買いが優勢に。
FOMCを控えて上値では利益を確定する売りも。

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■本日の相場概況
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『国内』

本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比89円03銭高の2万8,635円21銭と反発。

前日の米国株価指数が下げ渋ったことを好感して、
日本株市場では買いが先行する展開となりました。

ただ、短期的な過熱感が意識されているほか、
FOMCの結果公表を前に様子見ムードは強く、
日経平均株価が、2万8,800円に近づいた場面では、
利益を確定する売りも見られています。

材料が出た銘柄に買いが集まったことで、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も反発して終了しています。

『海外』

27日午前の中国・上海株式相場は小幅に続落。

25日に約5年1ヶ月ぶりの高値を更新しており、
短期的な相場の過熱を警戒した売りが続いています。

『為替』

27日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=103円72~73銭近辺と円高に傾倒。

FOMCの結果公表を控えて、
様子見ムードの強い展開となっています。

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■明日の日本株見通し
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今夜には米FOMCの結果公表とパウエル米FRB議長講演を控えます。

金融緩和の出口が意識されてはいますが、
今はまだ実態経済が厳しい状態ですので、
パウエル氏はなるべく市場にショックを与えないよう
金融緩和の長期化を示唆する内容を話すと見られていますので、
ネガティブサプライズが出る可能性は低いでしょう。

無事米FOMCを通過すれば、
今後の経済活動正常化、景気回復を織り込む形での
落ち着いた物色が進む期待ができると見ています。

現在市場では、相場の上昇によって、空売りをしている人や
ヘッジで先物を売っている人が損失を被っており、
イベントを波乱なく通過すると損失を拡大させないための
売り方の買い戻しも入りやすく、相場を支える要因となるでしょう。

決算発表で中小型株が活況となる期待も高いので、
引き続き積極的な取り組みを進めていただきたいと思います。

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■明日の予定
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『国内』

11月商業動態統計(8:50)
2年国債入札

『海外』

米10-12月期GDP速報値(22:30)
米12月新築住宅販売(1/29 0:00)

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:30,937.04(-22.96)

・ナスダック:13,626.065(-9.927)

・S&P500:3,849.62(-5.74)

・為替 ドル円:103.67-103.68(-0.13)

『国内』

日経平均株価:28,635.21(+89.03)

TOPIX:1,860.07(+12.07)

・日経ジャスダック平均株価:3,832.61(+9.73円)

東証マザーズ指数:1,275.83(+5.53)