1月22日(金)高値警戒感から利益を確定する売りが優勢に。
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■1月22日 本日の見出し
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高値警戒感から利益を確定する売りが優勢に。
個人投資家は強気で新興市場は続伸。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比125円41銭安の2万8,631円45銭と反落。
日経平均は前日におよそ
30年5ヶ月ぶりの高値を更新しており、
高値警戒感から利益を確定する売りが優勢となりました。
国内企業の決算発表本格化を控えていることも
様子見ムードを強める要因となっています。
ただ、個人投資家の心理は引き続き
リスクオンに傾いており、日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は続伸して終了しています。
『海外』
22日午前の中国・上海株式相場は反落。
前日に約5年1ヶ月ぶりの高値を更新したいたため
短期的な過熱感を意識した買いが優勢となっています。
『為替』
22日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=103円57銭近辺と円安に傾倒。
株式市場が伸び悩んだことで
運用リスクを回避する目的の円売りがやや優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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英タイムズ紙が東京オリンピックについて
「日本政府が新型コロナウイルスの感染拡大で
中止せざるを得ないと内々に結論づけた」と報じ、
関連銘柄が下落する場面も見られましたが、
相場全体への影響は限定的。
関連銘柄も大幅安になっておらず、
年が明けてから既に半月以上が経過し、
投資家の目線はコロナ後が
どういった世の中になるかといったところに
向いてきていると見られます。
コロナ禍での好業績が特需で、
収束後の収益の伸び悩みが懸念されるような企業は
株価もじり安になってしまいやすいので注意が必要です。
継続的な成長と、コロナ後の回復の
2つをキーワードにしながら、
来週から本格化し始める企業の決算に注目して
株式投資を進めていきたいと思います。
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■月曜日の予定
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『国内』
12月首都圏マンション発売(13:00)
『海外』
独1月Ifo景況感指数(18:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:31,176.01(-12.37)
・ナスダック:13,530.915(+73.667)
・S&P500:3,853.07(+1.22)
・為替 ドル円:103.65-103.66(+0.13)
『国内』
・日経平均株価:28,631.45(-125.41)
・TOPIX:1,856.64(-4.00)
・日経ジャスダック平均株価:3,819.97(+10.35円)
・東証マザーズ指数:1,292.11(+8.26)