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1月14日(木)日経平均株価は上げ幅を拡大も不安定な動きに。

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■1月14日 本日の見出し
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日経平均株価は上げ幅を拡大も、
引け前に急速に下落するなど不安定な動きに。

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■本日の相場概況
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『国内』

本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比241円67銭高の2万8,698円26銭と続伸。

寄り付き前に内閣府が発表した11月の機械受注統計で、
設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた
民需の受注額(季節調整値)が前月比で1.5%増加。

事前予想では減少も見込まれていただけに
景気の底入れを好感した買いが加速する展開となりました。

日経平均株価は一時500円を超える上げ幅となりましたが、
14時頃には短期的な過熱感から利確売りが加速し、
上げ幅を縮小して終了しています。

まだ、相場の上昇は一部の値がさ株がけん引した形で、
東証一部の銘柄のうち値が上がった銘柄は
約半数にとどまっています。

新興株には利食い売りの圧力が強まり、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も下落して終了しています。

『海外』

14日午前の中国・上海株式相場は小幅に続落。

指数がおよそ5年ぶりの高値圏で短期的な過熱感もあり、
利益確定目的の売りが優勢となっています。

『為替』

14日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=104円04銭近辺と円安に傾倒。

米追加経済対策の期待による
長期金利の上昇が引き続き
日米金利差の拡大を意識させ、
円売りが出やすくなっています。

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■明日の日本株見通し
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本日の日経平均株価は上げ幅を拡大も、
個別株はやや冴えない動きとなりました。

ただ、相場の上昇局面では、
日経平均株価、値がさ株が先に上昇し、
上がり切ってから徐々に中小型株に
資金が向かっていくような動きを見せることが多いです。

本日大引け前の指数の乱高下を見ますと、
主力株の過熱感が意識されているようですから、
今後は中小型株への物色が進んでいく期待も高いでしょう。

決算発表が一巡する2月中旬頃までは
堅調な相場が続く期待が高いため
押し目買いを狙っていければと思います。

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■明日の予定
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『海外』

米12月小売売上高(22:30)
米12月生産者物価指数(22:30)
米1月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
米12月鉱工業生産(23:15)

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:31,060.47(-8.22)

・ナスダック:13,128.951(+56.517)

・S&P500:3,809.84(+8.65)

・為替 ドル円:104.08-104.09(+0.40)

『国内』

日経平均株価:28,698.26(+241.67)

TOPIX:1,873.28(+8.88)

・日経ジャスダック平均株価:3,784.60(-23.87円)

東証マザーズ指数:1,207.54(-31.22)

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