日本投資機構 公式ブログ

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1月13日(水)膠着感の強いなかで、個別物色が続くか。

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■1月13日 本日の見出し
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高値圏で膠着感の強いなかで、
決算などを材料とした個別物色が続くか。

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■本日の日本株概況
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足元の感染拡大を懸念しながらも、
ワクチン普及と金融緩和の継続や財政出動に期待する形で、
日経平均株価が高値圏で持ち合いとなっており、
本日も膠着感の強い展開が続きそうです。

過熱感があると警戒されている面もありますが、
企業決算の発表が徐々に出てきており、
個別で見ると決算通過により買われてきている
企業が多い点には注目。

たとえば大手企業、景気敏感セクターで、
毎回決算発表が関連企業よりも早い時期に行われることから
注目されやすい【6506】安川電機が前日に決算を発表しましたが、
従来の減益予想から一転して増益になる見通しとしています。

いち早く経済活動が正常化した中国需要の増加や、
半導体市場が好調であることが追い風になったと見られ、
21年2月期通期の営業利益は、アナリスト予想の平均である
244億円を上回る271億円になる見込み。

本日の朝の気配でも買いがやや優勢となっています。

期待が行き過ぎているのであれば、
決算通過で大きく売られる会社が多いはずですが、
このように個別で決算が好感されているということは、
まだまだ買われる余地のある会社が多いとも言えます。

好業績銘柄は決算発表に向けて、
期待買いも入りやすい地合いだと見ているので、
この辺りをしっかり狙っていきたいです。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

12日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比60ドル00セント高の3万1,068ドル69セントと続伸。

バイデン氏が14日に数兆ドル規模の経済対策を
公表する見通しであることを好感して、
景気便感株を中心に買いが優勢となりました。

また、NY原油先物が一時、昨年2月以来の
高値をつけたことも好感されています。

長期金利の上昇は引き続き
高PER銘柄の重荷となりましたが、
半導体株の一角に買いが入ったことで
ナスダック指数も反発して終了。

『為替』

12日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=103円70~80銭と円高に傾倒。

長期金利の上昇が一服したことで、
日米金利差の拡大観測が後退し、
持ち高調整の円買いが見られています。

日経平均先物

12日のシカゴ日経平均先物3月物は
前日比170円高の2万8,190円と反発。

米政権の混乱を懸念して、
狭い値動きのなかで上値の重い展開となっています。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:31,068.69(+60.00)

・ナスダック:13,072.434(+36.003)

・S&P500:3,801.19(+1.58)

・為替 ドル円:103.78-103.79(-0.37)

『国内』

日経平均株価:28,164.34(+25.31)

TOPIX:1,857.94(+3.00)

・日経ジャスダック平均株価:3,780.66(-0.39円)

東証マザーズ指数:1,228.08(-7.56)

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■本日の予定
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『国内』

12月マネーストック(8:50)
12月工作機械受注(15:00)
5年国債入札

『海外』

米12月消費者物価指数(22:30)
米12月財政収支(1/14 4:00)

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■本日決算発表
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久光薬、ABCマート、イオンFS、サカタのタネ
ディップ、JINSHD、いちご、イオン北海、吉野家HD、
S Foods、乃村工、MV西日本、サイゼリヤ、MV東海、
パソナG、コメダエスプール、パルGHD、ファンタジー
サーラ、東京個別、セラク、スターマイカHD、エコス、TSI、
イワキ、ジーフット、イージェイHD、サンデー、アララ、
日フイルコン、プラズマ、ヴィッツ、スタジオアタオ、
Bエンジニア、エムビーエスアクアライン

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■本日の注目銘柄
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・【7713】シグマ光機

21年5月期の連結業績予想を上方修正。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
 


 

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