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1月7日(木)トリプルブルーを好感するも、政権混乱への懸念残る。

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■1月7日 本日の見出し
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トリプルブルーを好感するも、政権混乱への懸念残る。
緊急事態宣言の発令見通しも嫌気されやすいか。

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■本日の日本株概況
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前日の米国市場では、
トリプルブルー実現の「良いとこ取り」をして
大規模な経済対策への期待感から、
景気敏感株を中心に大きく上昇しています。

日本株についても連れ高しそうですが、
大型バリュー株に資金が向かいやすく、
中小型株の値動きは限定的になりやすいでしょう。

また、バイデン次期大統領の正式選出のため
連邦議会は6日に上下両院合同会議を開きましたが、
トランプ大統領の支持者による妨害で
選出手続きを中断しています。

先に良い面を織り込んでしまっていることもあり、
政治の不透明感が意識されると売りが出やすいと見られ、
上がっているところでの飛び乗りには注意が必要です。

さらに、今夜に米12月ISM非製造指数、
明日夜に米12月雇用統計と重要経済指標の発表が
続くことも買い一巡後の様子見ムードを強めやすいでしょう。

国内では緊急事態宣言の再発令が決まる見通しであることも
警戒感を呼ぶ要因になると見ています。

本日に関しては上昇している銘柄に乗るよりも、
個別で次回の決算に期待できる銘柄などを
狙っていった方が妙味がありそうです。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

6日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比437ドル80セント高の3万0,829ドル40セントと続伸。

米上院議会選挙では民主党が勝利し、
トリプルブルーが実現することとなりました。

株式市場では先々の増税への懸念よりも
目先の経済対策への期待感が強くなり、
ダウ平均は大幅に上昇。

ただ、選挙結果を認めないトランプ大統領
支持者が上下両院の合同会議中の
議事堂に侵入したと伝わったことで、
政治の混乱を警戒し、午後には伸び悩んで終了しています。

さすがに金利が上昇したので
高PERの銘柄には売りが出て
ナスダック指数は下落していますが、
下げ幅は限定的です。

『為替』

6日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=103円00~10銭と円安に続伸。

長期金利の上昇を受け、
日米金利差の拡大を見込む円売りが
優勢となっています。

日経平均先物

6日のシカゴ日経平均先物3月物は
前日比185円高の2万7,315円と続伸。

5日投開票のジョージア州の米上院決戦投票で
民主党が上下両院で過半数を握り、
経済対策への期待感が買いを呼んでいます。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:30,829.40(+437.80)

・ナスダック:12,740.794(-78.166)

・S&P500:3,748.14(+21.28)

・為替 ドル円:103.04-103.06(+0.30)

『国内』

日経平均株価:27,055.94(-102.69)

TOPIX:1,796.18(+4.96)

・日経ジャスダック平均株価:3,745.56(+10.16円)

東証マザーズ指数:1,215.23(+4.18)

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■本日の予定
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『国内』

11月毎月勤労統計(8:30)

『海外』

米11月貿易収支(22:30)
米12月ISM非製造指数(1/8 0:00)

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■本日の注目銘柄
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・【4680】ラウンドワン

中国に第1号店を出店すると発表。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。