1月5日(火)米ジョージア州での上院選決選投票を控え、膠着感が強まりやすい。
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■1月5日 本日の見出し
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米ジョージア州での上院選決選投票を控え、
軟調揉み合いとなりそう。
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■本日の日本株概況
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本日、米南部ジョージア州で、
上院選2議席の決戦投票が行われる見通しです。
米政治専門サイトによると、
民主党の候補が共和党候補をわずかに上回る
支持率となっていますが、結果は読みにくい状況。
米大統領選の時には、ねじれ議会継続、
増税回避の観測が強まったことで、
相場が踏み上げて上昇したことも記憶に新しいです。
民主党が勝てば、相場が弱含む可能性は否めないでしょう。
また、共和党が上院の多数派を死守した場合も、
大規模な経済対策の成立が困難になるとして、
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻ななかでは、
投資家にネガティブな印象を与えやすい面も。
低金利環境の長期化、先々の景気回復といった
シナリオは依然として変わらないので、
中長期で見れば「買い」で考えていくべきですが、
短期的には少し慎重に取り組んでいければと思います。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
4日の米株式市場でNYダウ平均は、
前営業日比382ドル59セント安の3万0,223ドル89セントと反落。
米南部ジョージア州の上院選決選投票を5日に控え、
相場調整への警戒感が高まっています。
ダウ平均は一時700ドルを超える下げ幅となりましたが、
押し目買いが入り下げ渋って終了。
ハイテク株にも売りが優勢となり、
ナスダック指数も反落して終了。
『為替』
4日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=103円10~20銭と円高に傾倒。
投資家のリスク回避姿勢が強まったことで、
日本時間中には「低リスク通貨」として円買いが優勢となりましたが、
その後、NY市場では流動性確保を目的としたドル買いも入り、
円は上げ幅を縮めて終了しています。
『日経平均先物』
4日のシカゴ日経平均先物3月物は
前営業日比410円安の2万7,100円と反落。
ダウ平均が下落したことで、
つれ安する展開となっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:30,223.89(-382.59)
・ナスダック:12,698.447(-189.835)
・S&P500:3,700.65(-55.42)
・為替 ドル円:103.11-103.12(+0.20)
『国内』
・日経平均株価:27,258.38(-185.79)
・TOPIX:1,794.59(-10.09)
・日経ジャスダック平均株価:3,723.34(+3.93円)
・東証マザーズ指数:1,222.01(+25.52)
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■本日の予定
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『国内』
12月マネタリーベース(8:50)
12月新車販売台数(14:00)
12月軽自動車新車販売台数(14:00)
『海外』
米ジョージア州の上院議会決選投票
米12月ISM製造業景気指数(1/6 0:00)
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■本日の注目銘柄
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・【4587】ペプチドリーム
前期経常を24%上方修正・最高益予想を上乗せ。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。