12月30日(水)大納会で手仕舞い売りが優勢に。
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■12月30日 本日の見出し
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大納会で手仕舞い売りが優勢に。
2021年の景気回復期待から下げ幅は限定的か。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
本日で2020年の相場は終了となります。
2020年はコロナ禍での金余りと
一部の成長企業の好業績維持により、
銘柄によって大幅にパフォーマンスの変わる
極端な相場となりました。
来年にかけては、本格的な景気回復局面を迎え、
期待だけで買われていた銘柄は売られるなど
企業業績に基づいた物色が進むと見られます。
本日の相場につきましては、
前日に指数が大幅高になった影響で
手仕舞い売りが優勢となりそうですが、
2021年の業績の回復、高成長を期待した
押し目買いは見られそうです。
今後も株高基調は継続すると見られ、
年始にかけては、少し長い目線での
しっかりとした買いが入る期待もできますが、
米国時間の1月5日(火)には、
ジョージア州上院選の決戦投票が行われるなど
リスク要因も控えています。
株式の持ち高が多い方は、
保有株数の半分を売却するなど、
多少整理して年を越すのが良いでしょう。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
29日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比68ドル30セント安の3万0,335ドル67セントと反落。
追加の経済対策成立を好感した買いが優勢となり、
前日に過去最高値を更新したため
利益を確定する売りが優勢となりました。
また、経済対策に盛り込まれた現金給付を
さらに増額する案への期待が後退したことも
失望売りを誘う要因となっています。
ハイテク株にも利益を確定する売りが優勢となり、
ナスダック指数も反落して終了しています。
『為替』
29日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=103円50~60銭と円高に傾倒。
休暇を取る市場参加者が多く、
動意に薄い展開となっています。
『日経平均先物』
29日のシカゴ日経平均先物3月物は
前日比580円高の2万7,480円と続伸。
27日に成立した米追加経済対策を受けて、
買いが優勢となっていますが、
29日の大取終値を90円下回って終了しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:30,335.67(-68.30)
・ナスダック:12,850.221(-49.202)
・S&P500:3,727.04(-8.32)
・為替 ドル円:103.55-103.56(-0.12)
『国内』
・日経平均株価:27,568.15(+714.12)
・TOPIX:1,819.18(+31.14)
・日経ジャスダック平均株価:3,702.92(+26.27円)
・東証マザーズ指数:1,192.10(+30.22)
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■本日の予定
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『国内』
大納会
『海外』
米11月NAR仮契約住宅販売指数(12/31 0:00)
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■本日の注目銘柄
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・【2685】アダストリア
20年2月期第3四半期(9-11月)の連結経常利益は
前年同期比19.7%増の58.4億円に。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。