12月15日(火)米FOMCを控えて見送りムードの強い展開に。
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■12月15日 本日の見出し
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米FOMCを控えて見送りムードの強い展開に。
巣ごもり関連などに利益を確定する売りが目立つ。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比44円60銭安の2万6,687円84銭と反落。
前日の米国株市場が冴えない展開となった
流れを引き継いで、売りが先行する展開となりました。
米FOMCや日銀の政策決定会合を
控えていることも様子見ムードを強める要因に。
ここのところ人気だった銘柄にも
利益を確定する売りが重く
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も反落して終了しています。
『海外』
15日午前の中国・上海株式相場は反落。
中国国家統計局が発表した
11月の主要経済統計は堅調を維持も
景気回復はほぼ織り込み済みだとして
利益を確定する売りが優勢となりました。
『為替』
15日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=104円12~13銭近辺と円安に傾倒。
米FOMCを控えて為替市場でも
様子見ムードが強まっています。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。
スケジュール面のお話ですが、
米国時間の15-16日に
米FOMC(金融政策決定会合)を控えます。
結果が発表され、パウエルFRB議長の講演が行われるのは、
日本時間の17日未明となりますので、
結果発表後に相場がどう動くか見極めたいとして、
明日は様子見ムードが強まりやすいでしょう。
今回のFOMCでは債券購入プログラムに
変更があるかどうかが焦点となっており、
変更が見送られれば、失望感から、
米10年債利回りが1%を上回る可能性があります。
その場合、株式市場では、一時的に
これまで人気化してきたグロース株への
売り圧力が強まる可能性があるため注意が必要。
ここまでバリュー株とグロース株が
循環で物色されるような
相場展開が続いてきたことからも
これからの方向感を占う上で
注目すべきイベントと言えるでしょう。
トリプルウィッチング(米国版メジャーSQ)を
週末に控えることもあり、
今週は米国市場につられて
ボラティリティが高くなりやすい環境と言えますが、
この12月中旬にかけて相場が押し目をつくってくれた場合は、
機関投資家がそのまま休暇に入って売り圧力がなくなることで、
クリスマスから年末にかけては強い相場展開が訪れやすくなります。
「クリスマスラリー」で利益を獲得するためにも
しっかりと押し目を狙って仕込みを進めていきたいです。
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■明日の予定
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『国内』
11月貿易収支(8:50)
『海外』
パウエルFRB議長会見
米11月小売売上高(22:30)
米12月NAHB住宅市場指数(12/17 0:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,861.55(-184.82)
・ナスダック:12,440.040(+62.168)
・S&P500:3,647.49(-15.97)
・為替 ドル円:104.09-104.11(+0.18)
『国内』
・日経平均株価:26,687.84(-44.60円)
・TOPIX:1,782.05(-8.47)
・日経ジャスダック平均株価:3,707.29(-14.03円)
・東証マザーズ指数:1,171.07(-16.81)