12月4日(金)利益確定売りが先行も、押し目買い意欲は強い。
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■12月4日 本日の見出し
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利益確定売りが先行も、押し目買い意欲は強い。
TOPIXはプラス圏に値を戻して終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比58円13銭安の2万6,751円24銭と小幅に反落。
製薬大手ファイザーが
新型コロナウイルスワクチンの初期出荷目標を
削減したとの報道が嫌気されたことや
週末を控えた手仕舞い売りが波及しやすかったことで、
売りが先行する展開となりました。
ただ、売り一巡後は押し目買いも見られ、
午後にかけてTOPIXはプラス圏に戻して終了しています。
割安株に資金が向いたことで、
日経ジャスダック平均株価は続伸も、
主力株に売り優勢で、
東証マザーズ指数は続落して終了。
『海外』
4日午前の中国・上海株式相場は小幅に続落。
材料難となるなかで、金融株を中心に
目先の利益を確定する目的の売り出ています。
『為替』
4日14時時点の東京外国為替市場で
相場は1ドル=103円91~92銭近辺と円高に傾倒。
日本時間今晩に11月の米雇用統計の発表を控え
持ち高を一方向に傾ける動きは限定的です。
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■来週の日本株見通し
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今週もお疲れさまでした。
アナリストのKanonです。
本日の日本株市場は、
下げ幅を拡大する場面が見られたものの
下値では買いが入っています。
相場全体が弱含むなかで、
バリュー株が相対的に強かったことを見ると
「来年の需要回復」に投資家の視点が
本格的に向き始めている可能性があります。
コロナ禍で、無駄なコストをそぎ落とした企業は
売上高が元に戻るだけで以前よりも
好業績をたたき出す期待もできるでしょう。
さらに、年末年始にかけての連休に
個人投資家の資金が新興市場、
グロース株に向きやすい面もあります。
値幅が出やすい銘柄が多いので新興市場にも投資を行いたいですが、
「コロナ禍の特需」で収益を拡大している銘柄や、
今年買われすぎた銘柄については、売り逃してしまうと、
買値に戻らなくなってしまう可能性があるため
企業の選別はしっかり行っていきたいです。
相場全体としましては、
10日にメジャーSQを控えますので、先物が主導する形で、
高値圏にある主力株に利食い売りが出る場面もありそうです。
個別株も連れ安する可能性はありますが、
含み益になっていて、チャートを維持している銘柄については、、
過度に懸念しすぎずに期待して見ていければと思います。
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■月曜日の予定
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『国内』
10月景気動向指数(14:00)
『海外』
中国11月貿易収支
米10月消費者信用残高(12/8 5:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,969.52(+85.73)
・ナスダック:12,377.182(+27.816)
・S&P500:3,666.72(-2.29)
・為替 ドル円:103.86-103.87(-0.45)
『国内』
・日経平均株価:26,751.24(-58.13円)
・TOPIX:1,775.94(+0.69)
・日経ジャスダック平均株価:3,680.29(+5.17円)
・東証マザーズ指数:1,221.77(-11.17)
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