日本投資機構 公式ブログ

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11月25日(水)東京市場大引け。米国株高を受けて買い先行も伸び悩んで終了。

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■11月25日 本日の見出し
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米国株高を受けて買い先行も、
営業時間短縮要請が嫌気されて伸び悩んで終了。

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■本日の相場概況
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『国内』

本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比131円27銭高の2万6,296円86銭と続伸。

米国株式市場が大幅に上昇したことを受け、
主要銘柄を中心に買いが先行する展開となりました。

一時は500円を超える上げ幅をなる場面も見られましたが、
東京都が午後にも飲食店などに
営業時間の短縮を要請すると伝わったことで
上げ幅を縮小して終了しています。

巣ごもり関連とされる銘柄には
軟調な推移が目立ち、日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は反落して終了。

『海外』

25日午前の中国・上海株式相場は小幅に続落。

朝方には欧米株高を好感して買いが先行も、
徐々に利益を確定する売りが優勢となっています。

『為替』

25日14時時点の東京外国為替市場で
相場は1ドル=104円47銭近辺と小幅に円安傾倒。

日経平均株価が堅調に推移したことで
「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

本日の日本株市場は
東京都の新型コロナ重症患者数増加を
嫌気して伸び悩む展開となりました。

東京都は本日にも
不要不急の外出を控えるように
都民に呼びかける見通しです。

新型コロナウイルスの国内感染拡大は
株価調整のきっかけになりやすいですが、
新型コロナウイルス収束後を見据えた
ポジションを構築すべきだ」との声も
以前より多く聞かれるようになっており、
今までのような狼狽は起こりにくいと分析。

コロナが業績の重荷になっている銘柄は
ゆっくり保有できるのであれば持続していったり
下値を拾ったりしていって問題がないと見ています。

一方で、少し気がかりなのが、
マザーズ指数のチャート形成です。

マザーズ指数の日足チャートを見ますと、
25日移動平均線と75日移動平均線の間で
持ち合うような形になっています。

25日移動平均線を上抜いて
持ち合いを上振れるようであれば、
再度バブルのような相場展開が
訪れる期待ができますが、

75日移動平均線を下抜いて
持ち合いを下振れてしまいますと
売りが売りを呼んで個別株の調整が
長期化してしまう可能性も。

マザーズ市場は個人投資家の売買が多く、
崩れると、投資家心理悪化により中小型株全体に
売りが広がりやすい面がありますから、
今まで買われてきて個人の持ち高が多い銘柄などは
きちんと逃げ時を設定して
注意して取り組んでいくのがいいでしょう。

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■明日の予定
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『海外』

休場:米国(感謝祭)

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:30,046.24(+454.97)

・ナスダック:12,036.785(+156.151)

・S&P500:3,635.41(+57.82)

・為替 ドル円:104.53-104.54(+0.07)

『国内』

日経平均株価:26,296.86(+131.27円)

TOPIX:1,767.67(+5.27)

・日経ジャスダック平均株価:3,615.61(-4.13円)

東証マザーズ指数:1,199.52(-25.69)

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