11月19日(木)東京市場大引け。新型コロナの感染再拡大を嫌気して軟調な展開に。
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■11月19日 本日の見出し
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新型コロナの感染再拡大を嫌気して軟調な展開に。
巣ごもり、好業績銘柄などには買いも見られる。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比93円80銭安の2万5,634円34銭と反落。
高値警戒感からの売りが優勢となったほか、
国内外で新型コロナウイルスの感染が
急拡大していることも投資家心理の重荷となっています。
コロナによる業績の落ち込みが懸念される銘柄に加えて
割高感が意識されている銘柄や
需給が悪化している銘柄の下げが目立ちました。
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落も、
直近の決算が好感された
中小型株などには個別で物色の矛先が向き、
東証マザーズ指数は続伸しています。
『海外』
19日午前の中国・上海株式相場は小幅に続伸。
中国政府が国内消費の刺激策を打ち出したと伝わり、
投資家心理の支えとなっています。
『為替』
19日14時30分すぎの東京外国為替市場で
相場は1ドル=103円77~78銭近辺と円高に傾倒。
東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が、
500人を超えたことで低リスク通貨とされる
円には買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日本株市場では売りが優勢となりました。
特に新型コロナの感染が拡大すると
業績が落ち込みやすい銘柄に売りが重く、
逆に巣ごもり需要を取り込んでいる銘柄には
買いも見られています。
しばらくは、このような強弱感の強い展開が
続いていく可能性が高いでしょう。
また、コロナウイルスの感染が拡大しているということは
中央銀行が金融緩和を続けたり、
政府の財政出動が続くということです。
こうした政策面での好材料がある限りは
意外と下値の堅い展開が続きやすいと見ておりますので、
銘柄選別はしっかりと行いながらも、
引き続き押し目を狙っていければと思います。
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■明日の予定
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『国内』
10月全国消費者物価指数(8:30)
『海外』
APEC首脳会議(オンライン)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,438.42(-344.93)
・ナスダック:11,801.603(-97.740)
・S&P500:3,567.79(-41.74)
・為替 ドル円:103.85-103.86(-0.03)
『国内』
・日経平均株価:25,634.34(-93.80円)
・TOPIX:1,726.41(+5.76)
・日経ジャスダック平均株価:3,572.69(-4.35円)
・東証マザーズ指数:1,198.68(+4.04)
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