11月13日(金)東京市場大引け。週末を控えて利益を確定する売りが優勢に。
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■11月13日 本日の見出し
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週末を控えて利益を確定する売りが優勢に。
日銀のETF買い観測もあり、下げ渋って終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比135円01銭安の2万5,385円87銭と反落。
世界的な新型コロナウイルスの拡大で
経済活動が再び制限されるとの警戒感から
売りが優勢となりました。
これまで急ピッチに上げ幅を拡大してきたため
週末を控えて利益を確定する売りが出やすかった面も。
とはいえ、引けにかけては、
押し目買いや日銀によるETF買い期待から
下げ渋って終了しています。
日経ジャスダック平均株価は反落も、
新型コロナの治療薬について、
米食品医薬品局(FDA)から臨床試験の
開始許可を得たと発表したアンジェスが買われたこともあり
東証マザーズ市場も続伸して終了しています。
『海外』
13日午前の中国・上海株式相場は続落。
世界での新型コロナウイルスの感染拡大や
米国との対立の先鋭化への懸念が
投資家心理の重荷となり、売りが優勢となりました。
『為替』
13日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=104円91銭近辺と円高に傾倒。
日経平均株価をはじめ
アジア各国・地域の株価指数が軟調に推移し、
リスク回避の円買いが優勢となっています。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日本株市場では売りが優勢となりましたが、
新興市場が上昇したことや、
日銀のETF買い観測を材料として
押し目買いは幅広く見られました。
週末を控えて、手控えられた売買もあると見ており、
週明けの堅調な展開には期待ができるでしょう。
一方、本日で国内決算発表のピークを通過しますが、
決算通過後は次第に売買材料不足感から
相場が閑散としやすい面には注意。
来週中盤当たりには少し調整を挟む可能性もあるとして、
週明けに利益を確定できるものは少しずつ確定していきたいです。
ただ、過去の11月の株価の動きを見ますと、
決算通過後の中旬に一度売られるも
月末には買い戻されて年末株高へ向かう傾向があります。
今年に関しても短期的には過熱感があるため、
調整を挟みやすい地合いではありますが、
現在景気は回復局面にありますから、
押し目は買いのチャンスだとして、
下げは積極的に狙っていくべきかと思います。
銘柄をしっかり回転させていく予定ですので、
来週もご期待いただければと思います。
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■月曜日の予定
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『国内』
7-9月期GDP速報値(8:50)
『海外』
中国10月鉱工業生産(11:00)
中国10月小売売上高(11:00)
米11月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,080.17(-317.46)
・ナスダック:11,709.589(-76.842)
・S&P500:3,572.66(+27.13)
・為替 ドル円:104.98-104.99(-0.29)
『国内』
・日経平均株価:25,385.87(-135.01円)
・TOPIX:1,703.22(-23.01)
・日経ジャスダック平均株価:3,597.66(-4.83円)
・東証マザーズ指数:1,245.00(-23.54)
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