11月12日(木)東京市場大引け。新型コロナ第3波を警戒して上値の重い展開に。
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■11月12日 本日の見出し
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買いが先行し、日経平均株価は続伸も、
新型コロナ第3波を警戒して上値の重い展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比171円28銭高の2万5,520円88銭と続伸。
前日の米国株式市場でナスダックが上昇したことを好感し、
幅広い銘柄に買いが先行する展開となりました。
しかし、過熱感を警戒した売りが見られたほか、
複数のメディアにより北海道で新たに
200人以上が新型コロナウイルスに感染していることが
確認されたと報じられたことで、
企業業績の先行きに警戒感が強まり、
伸び悩んで終了しています。
ワクチン開発進展を期待した買いが一巡したことで
成長期待の高い銘柄に買いが続き、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ市場も続伸して終了しています。
『海外』
12日午前の中国・上海株式相場は小幅に続落。
11日夕方に発表の10月の中国金融統計で
現預金総額(M2)や社会融資規模の伸びが
前月を下回ったことで売りが優勢となりました。
『為替』
12日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円24銭~25銭と円高に傾倒。
日経平均株価が一時下げに転じるなど
株式相場が伸び悩んだことでリスク回避姿勢を強めた投資家から
「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日本株市場では、ワクチンが開発されたとしても、
幅広く接種が可能になるまで時間がかかる可能性が高く
経済活動の正常化はまだまだ先になるといった思惑の
冷静さを取り戻したような売買がなされました。
具体的にはマスク関連の急騰、
旅行株の急落などが見られましたが、
どんなにコロナ禍が長引こうとも
いつかは終わることは分かっています。
そうした中で利益を狙うのであれば、
コロナ禍で業績が落ち込んでいる銘柄の下値をゆっくりと集め、
コロナ禍で業績の良い銘柄は短期で利益確定を目指すといった
2軸で取り組んでいく必要があると見ています。
どちらかが強く、どちらかが弱い相場が
日替わりで訪れている面もありますので、
「ウィズコロナ銘柄」と「アフターコロナ銘柄」を
セットで保有していくと利益になりやすいでしょう。
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■明日の予定
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『国内』
オプションSQ
『海外』
米10月生産者物価指数(22:30)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,397.63(-23.29)
・ナスダック:11,786.431(+232.575)
・S&P500:3,572.66(+27.13)
・為替 ドル円:105.20-105.21(-0.19)
『国内』
・日経平均株価:25,520.88(+171.28円)
・TOPIX:1,726.23(-2.84)
・日経ジャスダック平均株価:3,602.49(+1.14円)
・東証マザーズ指数:1,221.46(+17.62)
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