11月4日(水)東京市場大引け。トランプ米大統領の再選シナリオ織り込み堅調な展開に。
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■11月4日 本日の見出し
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前日の米国株高の流れを引き継ぎ買い先行後、
トランプ米大統領の再選シナリオ織り込み堅調な展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比399円75銭高の2万3,695円23銭と続伸。
前日の米国株高を引き継いで買いが先行した後、
トランプ米大統領の得票率が想定よりも高かったため
接戦となるリスクを織り込み上げ幅を縮小する場面も見られましたが、
トランプ米大統領が激戦州で優勢となり、
早期に再選が決まる可能性が意識されると
再度上げ幅を拡大する展開となりました。
トランプ優勢との見方から米長期金利が低下し、
ハイテク株高が意識されたことで
IT関連を中心として幅広い銘柄に買いが入り
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も上昇しています。
『海外』
4日午前の中国・上海株式相場は小幅続伸。
10月の中国非製造業PMIが前月から改善し、
中国景気の回復観測が強まっています。
『為替』
4日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=104円84~86銭近辺と円安に傾倒。
トランプ氏の再選を見越して幅広い通貨に対して
ドルを買い戻す動きが強まり、円相場を下押しする要因となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日本株市場の立会時間中に行われた
米大統領選投開票では、当初の市場予想に反して
トランプ現大統領が優勢となっています。
これまで市場ではバイデン氏が当選し、
トランプ現大統領が郵便投票などに異論を唱え
法廷闘争にもつれこむリスクが懸念されていましたが、
トランプ大統領が当選となればそうしたリスクは後退します。
トランプ大統領が当選するとして、
経済対策が遅れてしまうのではないか
といった懸念は残りますが、
中長期的に見れば増税は行われず、
株高基調が継続するとして
安心感から買いが入りやすい環境になることでしょう。
このところ、薄商いのなか短期目線の売買が中心となり
腰を据えた買いが入りにくかったため
利益が取りにくい環境でしたが、
今後は状況が良い方向に変わっていく期待が高いです。
特に、米企業増税や金利上昇を織り込んで
ここのところ売られてきた成長株については、
年末に向けた株高基調に期待しての
資金の戻りに期待ができると見ております。
明日以降、週末にかけて押し目を狙いつつ、
新興株などを推奨していく予定で、
短期的な利益確定にも期待が高いと見ていますので、
ご期待いただければと思います。
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■明日の予定
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『海外』
パウエルFRB議長会見
英国金融政策発表
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,480.03(+554.98)
・ナスダック:11,160.572(+202.961)
・S&P500:3,369.02(+58.78)
・為替 ドル円:104.91-104.93(+0.07)
『国内』
・日経平均株価:23,695.23(+399.75円)
・TOPIX:1,627.25(+19.30)
・日経ジャスダック平均株価:3,574.75(+36.76円)
・東証マザーズ指数:1,217.06(+61.64)
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