11月2日(月)本日の東京市場は、米大統領選控え、動きにくい展開が続く。
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■11月2日 本日の見出し
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前週末の反動で買いが先行するも
米大統領選控え、動きにくい展開が続く。
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■本日の日本株概況
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おはようございます。アナリストのKanonです。
先週は米国株式市場が大きく下落しましたが、
これまでバイデン氏当選による
大規模な経済対策を期待してきた市場が、
大統領選が近づくにつれて
不安感を持つようになったことが要因です。
大規模な経済対策が迅速に打たれるには、
バイデン氏の当選に加えて、
上下両院で民主党が過半数を制する
「ブルーウエーブ」となる必要があります。
上院を共和党が占めるなり、
トランプ氏が僅差で負けるようであれば
一波乱も考えられるでしょう。
また、郵便投票の特性から、勝者の判明までに
数日もしくは数週間かかる可能性も。
ここまできましたら、バイデン氏の
圧倒的な当選が早期に判明し、
不透明感が晴れることが短期的には
市場にとってもっともポジティブです。
この辺りは結果を見守るほかありませんが、
不透明感が晴れるまでは割高な銘柄には手を出さない、
もしくは、ロスカットを徹底するなどの
リスクを限定する取り組みを行うべきでしょう。
本日に関しましては、
日経平均株価が前週末に急落した反動や、
前週末のNYダウ平均が200日移動平均線を下値目途として
下値では買戻しが入って終了していることから
買いが先行する展開となりそうですが、
不透明感から上値は限定的となりそうです。
動きにくい相場ではありますが、
不透明感が晴れたときに利益になるよう
ポジション調整の動きを行っていければと思います。
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■前日の海外概況
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30日の米株式相場でNYダウ平均は、
前日比157ドル51セント安の2万6,501ドル60セントと反落。
米国の新型コロナウイルスの1日当たりの
感染者数が過去最多を更新し、
外出自粛や経済活動の制限規制が強まるとの
懸念から売りが優勢となりました。
また、11月3日に米大統領選挙を控えて、
買い控えムードも強まっています。
前日夕に決算を発表したアップルなど
主力株に売りが優勢となり、
ナスダック総合株価指数も反落しています。
『為替』
30日の東京外国為替市場で円相場は、
1ドル=104円60~70銭近辺と円安に傾倒。
米長期金利が上昇し、
日米金利差拡大を見込んだ円売りがやや優勢となりました。
『日経平均先物』
30日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比155円安の2万3,145円と反落。
欧米で新型コロナウイルスの感染者数が急増しているため、
行動規制が景気悪化を招くとの懸念が広がっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,501.60(-157.51)
・ナスダック:10,911.591(+274.002)
・S&P500:3,269.96(-40.15)
・為替 ドル円:104.64-104.66(+0.29)
『国内』
・日経平均株価:22,977.13(-354.81円)
・TOPIX:1,579.33(-31.60)
・日経ジャスダック平均株価:3,547.01(-49.65円)
・東証マザーズ指数:1,171.25(-41.38)
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■本日の予定
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『国内』
10月新車販売台数(14:00)
10月軽自動車販売台数(14:00)
『海外』
中国10月財新製造業PMI(10:45)
米10月ISM製造業景気指数(11/3 0:00)
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■本日決算発表
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NTTデータ、オリックス、ヤマハ、CTC、京王、ヒロセ電、
日精工、日本ハム、三菱ガス、カルビー、帝人、丸和運輸、
日ガス、大和工、三菱食品、ジョイ本田、持田薬、マクニカ富士、
マルハニチロ、サンゲツ、イエローハット、フジクラ、ホクト、
ジーエル、FJネクスト、東テク、日本電技、東陽テク、荒川化学、愛時計
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■本日の注目銘柄
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・【7148】FPG
21年9月期の収益回復見通しを受け、
悪材料出尽くし感が強まるか。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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